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今日、京都にて銀行事件がおこった。9億の借金のうち1億を返済残り免除してくれるよう依頼にいったところ、銀行にことわられ犯行におよんだとのことである。中小企業の社長の切羽詰った犯罪である。
ここで被害者は銀行のようにみえるが、実際どうなのだろうか。
返済ができないような借金9億をこの経営者が何故したのだろうか。銀行は、この経営者からどれほどの担保物権を提供されていたのか。
また、同じく今日の新聞に総合商社トーメンのトヨタグループによる金融支援がでていた。社員一人当たり約2億円、2000億以上の債権放棄をうけながらたちなおれず、豊田通商だけではなく、グループから支援をうける。藤和不動産しかり、ハザマ、熊谷組なんどもしかり。
中小企業の経営者は、まさしく今時代苦しい時期をすごしている。そこに働いている従業員も同じである。ここまで時代を悪くしたのは、国ではなく、銀行であるといえよう。銀行を守ろうとする政府も。
この事件どこまで進展するのかわからないが、この金融機関が、この中小企業に資金をかしだした経緯をつきつめなければいけない。
北朝鮮の国民も苦しんでいるのと同じく中小零細企業の経営者、従業員も苦しんでいる。大企業の社員は、自分の退職金がもらえるかの心配、中小企業の社員は、ボーナスなく来月の給料がでるかの心配。