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(回答先: Re:ポチ君へ 投稿者 断 日時 2002 年 11 月 24 日 07:07:37)
あなたが日本の特権階級の方だと仮定します。
良かれ悪かれ、私の様な出来損ないが生存できるのも、貴方の様な特権階級の方々の存在である事は否定しません。それと同時に、そこ辺りの町の方々、掃除のおばさんや、ラーメン屋の親父さん、タクシーの運転手さん、郵便局の事務員さん、お百姓さん等のおかげである事にも変わりは無く、私には、あの方達が、愛おしく感じると同時に、感謝しています。また、自分の存在自体が恥ずかしくも有ります。
日本のこういった方々が全くいないと、日本と言う物が存在出来ないわけで、日本とは何かを考えれば、我々一人一人の総和であって、一人だけ特別意識を持って、『私が日本人だ』というのは不可能で、そこあたりの橋の下で住んでいる方々も日本の一部な訳です。
例えば、海外と交流する場合、一般的には、一人一人個別に認識してくれる事はまず有りません。結局は、我々一人一人の総和である、日本人のイメージを前提に交流する事になります。もし、このイメージが悪ければ、ビジネス関係の交流にも弊害が出るのは想像に難く無い。
また、最近の日本のビジネスの世界への売り出しには、日本のイメージそのものを全面に出す事も良くあります。(例:iMode、キリンビールや日本のアニメ)もはや、我々一人一人が、看板になっているとも言えると思います。
玄関迄はなんとか取り繕って誤魔化せても、家の内情までは誤魔化せません。日本の海外に於けるイメージってのは、一般庶民の我々を含めた物であって、特権階級の方々だけでは無いのです。