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首相経験者は執行部判断に 73歳定年制で自民党
自民党は12日、衆院比例代表候補者に原則導入する「73歳定年制」について、総裁、総裁経験者の扱いは候補者選定基準に明記せず、首相や幹事長の判断に委ねることを決めた。
同時に、小選挙区で2回連続落選した候補者は公認しないことなどを盛り込んだ新しい選定基準をまとめ、13日午前に小泉純一郎首相(党総裁)も出席して開く選挙対策本部で正式決定する。
参院の比例代表候補者に対する党員獲得目標を復活させ、目標は事件前の2万人から1万人に半減することも決める。
新しい候補者選定基準は、73歳定年制の導入のほか(1)比例単独候補者としての出馬は2回までとする(2)小選挙区と比例代表が選挙ごとに入れ替わるコスタリカ方式は、原則として新しいものは認めない−などが柱。