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http://WWW.thememoryhole.com/war/no-saddam-qaeda.htm
実は1月31日、ブッシュもブレアもその共同記者会見において「イラクとアルカイダのとのつながり、911事件とのつながりは見い出せない」と揃って言明していた。
[Adam Boulton, Sky News (London):] One question for you both. Do you believe that there is a link between Saddam Hussein, a direct link, and the men who attacked on September the 11th?
スカイニュース(英国)記者アダム=ブルトン記者:
お二人に一つお尋ねします。サダムフセインと911実行犯は直接のつながりがあるとお考えですか?
THE PRESIDENT: I can't make that claim.
THE PRIME MINISTER: That answers your question.
大統領:それを事実としては主張できないません。
首相:今大統領おっしゃったことがあなたヘのお答えになっています。
つまり、だ。911事件はアルカイダの仕業であるというのが米政権の公式の立場だ。でこの記者会見ではイラクとアルカイダが直接の関係がある、と事実としては主張できない、といっているのだ。プレアもそれに同調している。
ブッシュ大統領は記者会見をしない大統領である。政権スタッフが彼に直接しゃべらせると何をぼろを出すか分からない、お馬鹿をいうかわからない。だから、大統領には直接しゃべらせないようにしている。すべて口先八丁のユダヤ人報道官に話をさせている。ところが、この日はブレアがきたため、ついホワイトハウス内で共同記者会見をしてしまった。そこで、ついぽろりと本音をしゃべってしまったといっていい。彼の認識の中では、イラクとアルカイダは関係がないことをハッキリ認識しているのである。
ところが、政権としては一貫して、イラクとアルカイダは関係がある、と一貫して主調している。2月5日のパウエル国連プレゼンでもそう主張している。イラクはアルカイダを囲っていて、そのアルカイダがアメリカにテロをしかけようとしている。だから、イラクを攻撃することによって我が国をテロから守る必要がある。イラク戦争は自衛戦争である。これが彼らの基本論理なのである。
しかるに大統領は脇が甘くぽろりと本音を語ってしまった。なぜかブレアも同調してしまった。
この発言は致命的に大事な発言だ。報道官の言葉ではなく、最高決断者の言葉なのである。
ところが、だ。おかしなことに、この発言を取り上げた報道メディアは一社とて存在しなかったという。つまり、米英政権ををメディアは事実上助けているということなのだ。
不思議なことにこの記者会見記録はホワイトハウスのホームページに全文が掲載されているのであり、間違いはないのである。
米英のイラク戦争を正当化することはできないのである。
http://www.whitehouse.gov/news/releases/2003/01/20030131-23.html