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小説『レフト・ビハインド』の衝撃−「反キリスト」は、フセインかブッシュか 2003年4月8日を誘発して、大決戦 (アルルの男・ヒロシ)
http://www.asyura.com/2003/bd24/msg/960.html
投稿者 TORA 日時 2003 年 3 月 12 日 09:30:04:

アメリカのウォルマートで山積みになり、全米でシリーズ全部で5000万部を突破した、小説『レフト・ビハインド』(Left Behind)(ティム・ラヘイ、ジェリー・ジェンキンズ 著)に、いま欧州のメディアが注目のまなざしを向けている。全12シリーズの小説で、現在アメリカでは10作まで発売され、テレビシリーズ化もされている。(日本では、いのちのことば社より、第3シリーズまで発売中)


この小説は、いきなり「携挙」(けいきょ、英語ではRapture)のシーンから始まる。「携挙」とは、キリスト教用語で、「キリスト教を真摯に信じているものたちが、天国に神によって引き上げられる」ということを意味する。そして、主人公のパイロットとジャーナリスト、牧師を中心としたキャラクターは、『黙示録』(終末論)に描かれた通りの事件が進行していくのを目の当たりにする――。原案を担当したのは、預言研究家のラヘイであり、それを小説家のジェンキンズが実に活劇的に脚色している。


『黙示録』に描かれた世界の終末とはなにか。『ビジネスウィーク』誌の記事にはつぎのように書かれている。


(試訳のうえ引用開始)

(ウィスコンシン州立大学の歴史学教授のポール・ボイヤー教授によれば、黙示録に描かれた「世界の終末」は、)「ディスペンセーション段階」から始まる。ある日突然、「携挙」が起こり、真のキリスト教徒が天に引き上げられる。次に、大患難(Tribulation)時代が訪れる。そのときに、反キリスト(the Antichrist)が出現し、世界の権力を一手に握る。中世のイスラム支配者のサラディンの時代から、オスマン帝国、今の時代のサダム・フセインの時代まで、キリスト教原理主義者(福音主義派)は、イスラム教の指導者を、「反キリスト」ではないかとみる傾向がある。


7年間の悪魔の専制的な支配の時代が続いた後、キリストと聖者が、「再臨」し(多分、これはジョージ・ブッシュ一派のアナロジーか)、ハルマゲドンで悪の支配をうち破り、その後は、キリストの支配する『千年王国』(the Millennium)が実現する。(終末論を学問的に発展させた19世紀の英国教会牧師、ジョン・ダービー(John Darby)の理論によれば、「反キリスト」は多くのユダヤ人と改宗したキリスト教徒を殺戮するという。(サダムは多分そうしたいだろう)アメリカ人ではない、人間の目には、これは、なぜユダヤ・ネオコン派が、ブッシュの対イラク政策を強硬に支持しているのかの理由に見える。

(引用終わり、ビジネスウィーク 3月7日『ブッシュ、聖書、イラク』)


ビジネスウィークの記事が指摘するように、アリエル・シャロン率いる、イスラエル・リクード党政権が、ジュデアやサマリアといった、神がアブラハムに「約束の地」として与えた地に、ユダヤ人がどんどん入植していくことを押し進めている。ただし、『レフト・ビハインド』が描いたように、突然出現した「反キリスト」が国連事務総長の座を射止め、国連本部をバビロン(イラク)に移すのではないか、と福音主義派を恐れさせているとしたら、とんでもない杞憂であろう。


ブッシュ政権側の、それを実現させる意志が不安を現実のものに塗り替える危険性があるのは確かだ。しかし、皮肉なことを言えば、国連の意義を無視し、イラクに単独攻撃をしかけ、今全世界を支配者たらんとしている、ブッシュこそが、世界を惑わす「反キリスト」ではないか。数年前、一世を風靡した、元ランド研究所のサミュエル・ハンチントンの『文明の衝突』(the Clash of the Civilization)を実現せんとしているのが。ネオコンと宗教右派の連合である。言い出した本人のハンチントンは9.11テロが起きて以後は、すっかり口をつぐんでしまった。


以上の様に、イラク戦争は、一種の“宗教戦争”である。それに対する批判がマスコミを通じて、世界じゅうに起こっている。日本のマスコミは全く事の重大さに気づいていない。


まず、アメリカ国内で踏ん張っているのが、ニューヨークタイムズやロサンゼルスタイムズなどのリベラル派の新聞であり、日本でも話題になった『ボウリング・フォー・コロンバイン』(Bowling for Columbine)の監督を務めた、マイケル・ムーア(Micheal Moore)ら、左翼・リベラル派の知識人たちだ。この人達は単純に「反戦」の立場をとっている。

共和党の根本保守派のパット・ブキャナンは、自分の政治言論誌『アメリカン・コンサヴァティヴ・マガジン』(the American Conservative Magazine)で、リバータリアンの人々と一緒に、「アメリカは他国のことに介入するな。もっと国内で解決すべき、人口・移民問題やモラルの退廃問題など解決すべき問題は山積している」と「戦争党」(the War Party)批判を一貫して行っている。そのほか、元国連大量破壊兵器査察官を勤めた、スコット・リッター(Scott Ritter)は、ブッシュに投票した共和党員でありながら、「フセイン政権の持っている生物兵器はすでに脅威ではないことが証明されている」との立場から、ブッシュ政権のイラク攻撃が、過剰防衛でしかないと主張している。


キリスト教内からも批判が起きている。

昨年来、「イラク戦争は“正戦”(Just War)であり、戦争を行うことは時に、“神の慈愛”に基づく」という立場の論説が発表されるなど、キリスト教の教義から、イラク攻撃を理論武装する立場がみられるようになっていた。(例えば、福音主義の雑誌『クリスチャニティ・トウデイ』イラク“正戦”論 戦争が時には慈悲深い行いである チャールズ・コルソン 2002年12月9日 など)


この「正戦」論の立場は、民主党の元大統領、ジミー・カーターから批判されている。現在はまだ「最後の手段がない/非戦闘員の死を否定できない/戦闘で敵側に与える損害が割(ratio)に合わない/攻撃する側に合法的な正当性(legitimate authority)が与えられていない/攻撃で事態が改善するか判らない」という「正戦」論の要件を満たしていないことを理由に、攻撃に反対の立場を唱えている。(ニューヨークタイムズ 3月9日『正戦か、それとも“ただの戦争”か』)


また、バチカンは一貫して戦争反対である。ローマ法王、ヨハネ・パウロ2世(Pope John Paul II)は、使者をイラク、アメリカ、イギリスに相次いで派遣し、戦争回避を訴えている。バチカン(ローマ教皇庁)国務長官のジャン=ルイ・トーラン枢機卿は、国際的な相違を解決する手段として戦争をしてはならないとする国連憲章第2条第4項に言及した。

「聖座の立脚する所は、すべての行動が「国連に持ち込まれ、そこで決定されなくてはならない。国連だけが、軍事行動を、先制攻撃を仮定して正当防衛と判断できる」と言っている。


 英国教会のカンタベリー大主教、ロワン・ウィリアムズ氏も、イラク問題に関し、戦争の「倫理的正当性」に疑念がある、という警告を共同で行っている。これが、相当、欧州諸国を動かしているらしい。


 2月上旬に、ドイツの週刊誌『シュピーゲル』が、アメリカの対イラク攻撃に反対しているドイツ、フランス両国政府が、イラクの完全武装解除を国連主導で実施する計画を立案し、国連安全保障理事会に共同提案する準備を進めていると報じられた。これが、国連を舞台にした、米英と欧州連合新規加盟国 対 フランス、ドイツ、ロシア、中国 の非常任理事国切り崩し合戦のきっかけとなる。英紙『タイムズ』電子版の2月10日記事によると、ドイツの、ヨシュカ・フィッシャー外相からこの独仏案を提示された、世界で初めての人間が、法王ヨハネ・パウロ2世その人だったのである。しかし、UPI通信が報道したところによると、リチャード・パールは「フランスはもはや同盟国ではない」と吠えている。法王の権威すら、ものともしない集団、それがネオコンである。


 ニューヨークタイムズの報道によると、トルコから基地供与の道を塞がれたブッシュ政権とイギリス連合による対イラク「十字軍」(the Crusade)は、まず攻撃開始から48時間の間に、湾岸戦争時代の10倍に当たる3000発のレイセオン社の精密誘導弾(guided missile)を湾岸地域に集結した空母から発進した、爆撃機で行い、攻撃能力を叩いた後、地上戦を行うといわれている。
 
 
 地上戦は、陸軍二個師団と拡充した海兵隊遠征部隊が中心となり、クウェート駐留の第八二空挺師団および第一〇一空挺師団が特別任務を遂行し、短期間で戦闘を終結させることを目論んでいる。


 しかし、フセインの志気は旺盛だ。フセインは、米英軍の兵士の軍服に似せた軍服を発注し、市民に着せてゲリラ兵による市街戦を行う覚悟だ。地上戦になれば、双方に死者が多数出るだろう。さらに仮にフセインを排除することに成功しても、押しつけ型の民主主義がイラクに根付くとは限らない。逆に、イスラム原理主義者のテロが続発する可能性もある。そうなれば、ネオコンが頭で描いている、都合のよい「中東新地図」は実現しないだろう。神が再臨してブッシュを救うなどというシナリオはあり得ないのである。(了)


(貼り付け終わり)


http://www.leftbehind.com
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(貼り付け開始)


Armageddon, Unleashing April 8, 2003
2003年4月8日を誘発して、大決戦

The eleventh book in the Left Behind Series has been named...Armageddon: The Cosmic Battle of the Ages.
シリーズの後の左翼の中の第11の本は、名をつけられた...大決戦:世代の宇宙闘争。

For all of you who thought the book wasn't coming out until June of 2003, we have some great news. Armageddon will explode onto the scene 2 months ahead of schedule on Tuesday, April 8, 2003!
本が2003年6月まで出版されていないと思ったあなた全員のために、我々はすばらしい若干の新聞を持つ。大決戦は、2003年4月8日火曜日の2ヵ月予定より早く、場面の上へ爆発する!

Leftbehind.com community members will be able to read an exclusive advance Armageddon excerpt on January 15, 2003. Click here to become a member of the leftbehind.com community.
Leftbehind.comコミュニティ・メンバーは、2003年1月15日に独占的な事前の大決戦抜粋を読むことができる。leftbehind.comコミュニティのメンバーになるために、ここをクリックしなさい。

WHAT CAN YOU EXPECT IN ARMAGEDDON?
あなたは、大決戦で何を予想することができるか?

The scattered Tribulation Force is drawn inexorably toward the Middle East, as are all the armies of the world, when history hones in on the battle of the ages. During the last year of the Great Tribulation, safe houses are no longer safe, friends and loved ones must commemorate two lives in one memorial service, and the cast of characters dramatically changes.
ばらまかれた苦難力は中東(そのことは世界の全ての軍である)の方へ、容赦なく引かれる。そのとき、歴史は世代の闘争に関してに進行する。大きい苦難の最後の年の間に、安全な家はもはや無事に友人でない、そして、愛されるものは1つの追悼式で2つの生命を祝わなければならない、そして、キャラクタのキャストは劇的に変わる。

By the time of the war of the great day of God the Almighty, homes have been uprooted, new alliances forged, and the globe has become a powder keg of danger.
神の素晴らしい日の戦争の神が帰る頃には、根こそぎにされていなさい、新しい同盟は鍛えった、そして、地球は危険の火薬庫になった。

WHAT'S IN A NAME?
何が、名前の中にあるか?

This is what readers have been waiting for. It (Armageddon) delivers a chilling story. When people think of an end-times・series, they think of the word - Armageddon,・says Dan Balow, Tyndale director of business development. Jerry says that, ・
これは、読者が期待していたものである。それ(大決戦)は、冷える物語を届ける。人々が終わり-times・seriesについて考えるとき、彼らは語(大決戦、・saysダンBalow、ビジネス発展のTyndale責任者)について考える。ジェリーは、それ(・)を言う

Armageddon was the most grueling to write of the eleven so far, but the response from Tyndale and Dr. LaHaye has been so positive, we're all hoping it will become a favorite.Readers tell me they're dying to know who survives Armageddon for the Glorious Appearing, and I can't wait to see what they think when they get to the end.
大決戦はTyndaleとLaHaye博士からの反応がそれほどポジティブだったとこれまでイレブンの書く最も多くの辛い思いであった、我々はそれがfavorite.Readersになることを望むことは彼らが誰が大決戦を生き残るかについて知っているためにほしくてたまらなくなっていると私に話す全てである。そして、Glorious Appearingと私は彼らが終わりまで歩き回るとき、彼らが何を考えるかわかるのが待ち切れない。

(貼り付け終わり)

http://www.leftbehind.com/article.asp?Loc_id=1&item_id=14060
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イラク戦争が始まるので、それを当て込んで出版を早めたのでしょうか?

http://www.soejima.to/

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