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【バンコク10日共同】タイのタクシン政権が進める「麻薬撲滅戦争」で死亡した容疑者が、1カ月半に満たないわずかな期間で1500人近くに達し、内外から「人権無視」との批判が高まっている。タクシン首相は強気を崩していないが、相次ぐ批判に舌禍事件を起こすなど、メディアとのあつれきも目立ち始めた。
タイ政府が違法薬物一掃作戦を開始したのは2月1日。闇経済を根絶しタイの国際的評判を高めようとの狙いだが、厳しい取り締まりで捜査段階の死者が9日までに1498人に達した。
警察当局は、死者の多くは密売人同士の口封じによるもので、警官が射殺したのは正当防衛による31人だけと強調。しかし、あまりの死者の多さに、バンコク駐在の各国大使の間からも「人権に関するタイの国際的評判を傷つける」と懸念の声が上がり始めた。