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「次はイランだ」(チョムスキーの説)
投稿 平成15年03月08日23時13分
太田龍の時事寸評
平成十五年(二〇〇三年)三月八日(土)
(第五百十回)
○マイケル・ホフマンの「レビジョニスト・ヒストリー(歴史修正主義ニューズ
レター)」、第二十七号(二〇〇三年三月号)。
その三頁に、ノーム・チョムスキーの短い記事あり。
○チョムスキー曰く。
「次はイランだ」と。
○イスラエル空軍の十二パーセントは、トルコ南東部に駐留して居ると。
彼等(トルコにあるイスラエル空軍)は、次の戦争
即ち、イランに対する戦争の準備をして居るのだ、と。
○彼等(イスラエル)は、イラクはもう問題として居ない、と。
○イラク処分は、もう見通しがついた。
○しかし、イランは容易でない。
○イスラエル空軍は、イラン国境の周辺で、調査と挑発を繰り返して居る。
○イスラエル空軍は、今やブリテンの空軍より大きい。
NATO諸国の、いずれの国の空軍よりも大きい。
○イランが次だ(次の攻撃目標はイランだ)。
○と、チョムスキーは警告して居る。
○チョムスキーのこの見方は正しい。
○それでおしまひか、
と言ふと、そんなことはない。
○しかし、イラクとイランを処分すれば、もう、
イスラム潰滅作戦の、山を越えたことになる。
と言ふ計算であらう。
○この「イスラム潰滅作戦」は、
「イスラム民主化計画」と呼ばれて居る。
○イラク・イランの二つのイスラム世界の大国をたたき潰せば、
エジプト・サウジアラビア・シリア・リビアを片付けるのはわけはない。
と言ふのであらう。
○それから、モロッコ・チュニジア・レバノン、
そして、パキスタン・マレーシア・インドネシア。
○イスラエルは、そのイスラム破壊作戦を米国に対して要求する。
○しかし、今の米国に、その種の大戦争を継続する、
経済的力量が残されて居るとは思へない。
○一億二千万人、上から下まで、総白痴化された日本人は、
しかしながら、そんな面倒くさい話しは聞く耳を持たないのだ。
(了)