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古代史をテーマにした作品で知られる作家の黒岩重吾(くろいわ・じゅうご)氏が7日午後1時20分、肝不全のため兵庫県西宮市の病院で死去した。79歳。大阪市出身。自宅は西宮市苦楽園四番町13ノ4。
葬儀・告別式は11日午後零時半から、西宮市城ケ堀町1ノ40、公益社西宮山手会館で。喪主は妻秀子(ひでこ)さん。
1961(昭和36)年、大阪・あいりん地区(釜ケ崎)を舞台にした「背徳のメス」で直木賞を受賞した。社会派推理小説のほか、大阪市の西成地区に住んだ体験を基にした風俗性の強い「西成もの」の作品も多い。
70年代後半からは古代史への関心を深め、80年、「天の川の太陽」で吉川英治文学賞を受賞。以後、歴史小説を次々に発表した。
91年、紫綬褒章を受章。92年に菊池寛賞を受賞した。
主な著書に、「休日の断崖」「落日の王子」など。