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朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)で深刻な飢餓が発生した1990年代半ばから、占いを見てもらう住民が急増した他、宗教活動も大幅に拡大したことが明らかになった。
統一研究院の金ビョンロ先任研究委員は5日発表した「北朝鮮の宗教政策の変化と宗教の実体」と題した研究報告書でこのように述べた。
この報告書によると、脱北者を対象にした調査の結果、95年までは1つの市・群に約30人に過ぎなかった占い師が96年以降には実に100人にまで増えたという。
特に占い師の見料が相性を見てもらう場合は100北朝鮮ウォン、未来の予言や墓相を見てもらう場合はその金額が一般住民の月平均の所得の数倍に達していると報告書は付け加えた。
北朝鮮で宗教は、人に幻覚をもたらす迷信であり、「主体的な人間」が信じるべきものではないとされているが、占いを見てもらったり、厄払をしたりすることにはそれほど拒否感がないと伝えられた。
また、中国内の脱北者(北朝鮮を脱出した住民)を対象にしたキリスト教の宣教活動が活発になるにつれ、脱北者が北朝鮮に帰って個人的に宣教活動を行い、当局の処罰を受けるケースも頻発していると伝えられた。
脱北者らによると、現在北朝鮮ではキリスト教を警告するように呼びかける内容の横断幕が随所に掛かれているほど、キリスト教徒が増えており、不法的な宗教活動に対する処罰と取り締まりが強化されているにもかかわらず、カトリック、仏教、天道教など、各宗団別に信者が増えている。