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富山医科薬科大は3日、内視鏡だけを使って肺腫瘍(しゅよう)を除去する手術に成功したと発表した。筋肉を傷つけないため患者の負担が軽くなる。
手術を受けたのは富山県大沢野町に住む女性(54)。同大病院第1外科の土岐善紀助手らが、昨年11月に右肺の一部を切除した。
同大は、1993年から内視鏡の一種の胸腔(きょうくう)鏡を補助的に使って肺腫瘍の切除手術を始めた。しかし、患部を取り出す際、胸を切り開く必要があるため肋間(ろっかん)筋などの筋肉が切断され、患者は術後、肋間神経痛に悩まされることもあった。
今回の方法は、胸の横3カ所から胸腔鏡と手術器具を挿入し、患部を切除。さらに筋肉を避けて上腹部を約4センチ切開し、ここから切り取った肺を摘出した。通常約2週間の入院も、術後5日で退院した。