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【北京3日共同】東シベリア・アンガルスク油田からの石油パイプライン・ルートをめぐり日中が競合している問題で、3日付の中国英字紙チャイナ・デーリーは、中国政府高官の話として、パイプラインを中国向けと極東・日本向けに分岐するロシアの妥協案に中国が同意する意向だと伝えた。
日本が1月に、アンガルスクから極東のナホトカまでのパイプライン建設計画を打ち出して以降、中国の高官が明確な方針を示したのは初めて。
高官は「ロシアの新しい案に反対しない。中国への供給量が保証されれば、その他のパイプラインはロシア側のビジネスだ」と述べた。
同紙によると、ロシア側は2月初め、アンガルスクから中国の大慶に至るルートを先に建設し、その後ナホトカへの分岐ルートを建設する妥協案を提示。13日の閣議で正式決定する見通し。