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米シャトル空中分解事故で、原因調査を進めているコロンビア事故調査委員会のゲーマン委員長が、米航空宇宙局(NASA)のオキーフ長官に、シャトル計画に直接かかわっていた担当者を、事故調査から外すよう要求、同長官がこれを拒否していたことが分かった。調査委が2人の手紙を公表した。
調査委に対しては、議会などから独立性を問う声が出ているが、それをめぐって調査委とNASAの見解の相違が表面化した形で、議会などでも論議を呼びそうだ。
ゲーマン委員長は、25日にオキーフ長官にあてた手紙で「事故直後の対応が終わった」として、ディテモア・シャトル計画マネジャーらコロンビアの飛行計画に直接関与したNASAの担当者を、事故調査から外すよう、要請した。
これに対し、オキーフ長官は「そのような行動を取れば、結論が出る前に(担当者に問題があったとの)予断を与えることになる」と指摘。「私はいかなる人間についても、そのようなことをする考えはない」と厳しい調子で反論した。(ワシントン共同)
[毎日新聞3月3日] ( 2003-03-03-10:07 )