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【北京2日共同】新華社電によると、中国新疆文物考古研究所の調査隊はシルクロードの要衝として栄えた幻の王国「楼蘭」の王墓とみられる遺跡から、赤や青の原色で描かれた保存状態の良い大量の壁画を2日までに発見した。楼蘭の墓の遺跡から壁画が見つかったのは初めて。
壁画にはグラスを持った臣下とみられる人間の姿のほか、真っ赤な車輪のデザインがあった。
楼蘭は王の下に強力な中央集権体制がとられていたといわれる。前後室に分かれた墓室が発見されたのも初めてで、調査隊は当時の政治体制解明の手掛かりになる可能性もあるとみて、さらに分析を進めている。
楼蘭は紀元前から5世紀ごろまでオアシス都市国家として栄えた。漢代の記録によると、最盛期には人口2万人以上を数えたが、外敵の侵入やシルクロード交通路の変更などによって衰え、砂漠の中に埋もれていった。