ポリ乳酸開発の現状と展望小原仁実（（株）島津製作所）

ポリ乳酸開発の現状と展望小原仁実（（株）島津製作所）
http://www.asyura.com/2003/bd24/msg/758.html
投稿者 hou 日時 2003 年 3 月 02 日 08:22:47:

(回答先: カーギル社が、バイオテクノロジーによってポリ乳酸を作る生物化学工業に進出し、世界中の企業をアメリカのネブラスカに集めて、石油コンビナートならぬ「バイオコンビナート」造りを進めているのである。投稿者 hou 日時 2003 年 3 月 02 日 08:18:09)

１．ポリ乳酸開発の現状

　地球では、石油の燃焼により毎年炭素換算で55億トンの炭酸ガスが大気中に放出されており、海洋や森林での吸収を差し引いても33億トンの炭酸ガスが大気中で増加している。しかも、石油は限りある資源である。従って石油を原料としないプラスチックの製造と、石油に代わるエネルギー源の獲得は人類にとって避けられない問題である。さらに言うならば、非分解性のプラスチックが自然環境下に廃棄されると、自然環境中に蓄積し美観を損なうばかりでなく、生体系を破壊するという問題がある。そこで、石油ではなく再生可能資源を原料とし、同時に自然環境下で分解する化成品としてポリ乳酸の開発が必要となる。

http://a-yo.ch.a.u-tokyo.ac.jp/2000/taikai/ohara.html

　次へ　前へ

Ψ空耳の丘Ψ２４掲示板へ

フォローアップ:

ポリ乳酸の工業的製造技術を持っているのは、米国の穀物メジャーのカーギル社と島津製作所の二社だけだ。京都新聞 hou 2003/3/02 08:28:56 (0)

投稿コメント全ログ　コメント即時配信　スレ建て依頼　削除コメント確認方法

★阿修羅♪　http://www.asyura2.com/ 　since 1995

　題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,ＭＬを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。