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性道徳の崩壊現象。しかしそれはなんとなく、そう成って居るのではない。 (太田龍の時事寸評)
http://www.asyura.com/2003/bd24/msg/616.html
投稿者 中央線 日時 2003 年 2 月 27 日 16:16:59:

投稿 平成15年02月27日01時45分

田龍の時事寸評
平成十五年(二〇〇三年)二月二十六日(水)
(第五百回)

○「ザ・バーンズ・レビュー」二〇〇二年十一月〜十二月号、
 九頁以下。
 E・マイケル・ジョーンズ(PH.D)
 「性、革命、そして政治的管理統制」
 
 Sex, Revolution and Political Control
 By E. Michael Jones, PH. D
 The Barnes Review
 P. O. Box 15877
 Washington, D. C. 20003
 USA

○この論文は、講演の記録であるが、読みごたえのある、とり
 わけ今日の日本民族にとって、きわめて重要な内容である。

○著者、E・マイケル・ジョーンズ(PH.D)は、「文化戦争」と
 いう雑誌の編集長、とのこと。

○「セックスの解放」「フリーセックス」、これは、この二、三十
 年の出来事ではない。少なくとも十八世紀前半の、いわ
 ゆるヨーロッパ啓蒙主義運動に遡らなければならない、と。

○ところが、この「啓蒙主義」、という訳語のところで、日本
 民族は立ち往生してしまう....

○これは、

 Enlightenment

 という英語に対して作られた日本語の訳語である。

○この問題については、筆者は、数年前、
 「慈悲の心 − コンパッション」誌に、何回か、連載論文
 を書いた。

○Enlightenment運動について、明治以降、日本民族に注
 入されたペテン的ニセ情報の量は膨大だ。
 その毒は、日本民族の精神を殺害するために有効に作用
 した。

○このEnlightenment運動の背後には、イルミナティが存
 在することはもちろんだが、しかし、とりわけ、
 
 フランク主義(フランキスト)、

 が問題だ。

○日本人は、筆者が、この数年来いくつかの論文で記述する
 まで、

 「フランク主義」など、聞いたこともない....

○この件については、
 
(1)ダニエルの大著「スカーレット・アンド・ザ・ビースト」
 (全三巻、一千数百頁)(英文、未邦訳)

(2)ジューリ・リナの大著「さそり座の星の下で」
 (英文、未邦訳)

 とりあえず、挙げて置く。

○E・マイケル・ジョーンズには、

 Libido Dominandi

- Sexual Liberation and Political Contorol -

 という大著がある。
 六百六十二頁、二〇〇〇年。

○この件もまた、日本民族にとって、一刻を争う緊急の調査研究
 の課題だが....

 (了)

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