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放送が「やらせ」だったとする月刊誌「現代」の記事で名誉を傷つけられたとして、日本放送協会(NHK)が発行元の講談社に1億2000万円の損害賠償などを求めた訴訟の判決が26日、東京地裁であった。春日通良裁判長は名誉棄損の成立を認め、講談社側に謝罪記事の掲載と計400万円の支払いを命じた。講談社側は控訴する方針。
問題となったのは、NHKジャカルタ支局が取材した、爆弾をサンゴ礁の海に投げる漁法をめぐるニュースを「支局長(当時)が犯した『やらせ』報道が発覚!」などと報じた00年10月号の記事。取材班が金を払って漁師に爆弾を投げさせたと報じた。
判決は、未編集テープの内容などから「違法行為をする漁民らが撮影に積極的に協力している」とし、金銭支払いの約束があったと推測したことには理解を示した。だが「支払いの約束を支局長がしたのか、現地のコーディネーターが独自に行ったのかについて、関係者の供述が食い違っていることを講談社側は認識しており、『やらせ』が裏付けられたと判断したのは相当とはいえない」と結論づけた。
一方で、NHK側の取材方法について「支局長が漁師に金が払われることを知った上で撮影した取材方法には問題があった」と言及した。
<講談社広報室の話> このような支離滅裂な判決文は見たことがない。漁民に金を支払って爆弾を投げさせたNHKの取材行為に問題ありとしながらも、これを「やらせ報道」として批判した本誌記事を違法とした判決はまったく不当だ。 (20:19)