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ピラミッドの推定重量は約650万トンである。
これだけの重量物を建てるためには、堅固な地盤を探さなければならない。
確認するにはボーリングするか、ダイナマイトを爆発させて振動波を調べるか、電磁波を照射するか、しなければならないが、当時の人間の技術力ではとうてい無理である。
しかし、建造者はちゃんと正しい地盤を選択したのである。
ということは地盤に関する十分な知識と技術を持っていたことを意味する。
ならば、建造者は地球人でなかったことになる。
続いて地盤整備である。
ピラミッドは超精密建造物である上、接着剤・接着物(釘・かすがい・ロープ等)を一切使用しないのだから、建物が崩れないようにするためには地盤は(事実上) 完璧に平滑・平面でなければならない。
凸凹や傾斜に関する許容誤差は限りなくゼロに近いほど僅かでなければならない。
実物の地盤は東南隅対西北隅の誤差が一番大きくて13ミリ。
一辺230メートルという巨大な岩盤敷地の対角線の両端で上下差が僅か13ミリで収まっている。
対角線との比率を出せば10万分の4であり、これなら限りなくゼロに近いと言えるが、
凸凹だらけ、傾斜だらけの自然の堅い岩盤をこれほどの精度で仕上げるには最高度の科学技術力が要る。
車輪一つ持っていなかった当時の地球人では絶対に無理なことである。
しかも建造されて4600年後の測定数字である。
また、1830年代、ピラミッドを調査したイギリス人の軍人ハワード・バァイスは何度も内部で火薬を爆発させて作業した。
砂嵐・日照も過酷。
今の技術でも果たして出来るかどうか分らないくらいの高精度である。
平均2・5トンの石を約300万個、四角錐に積み上げた建造物。
各辺は正確に東西南北に向けられている。
内部には八つの空室と三本の通路があり、若干の穴がある。
これが不動の事実である。
建造方法は一から十まで不明である。
てはこのピラミッドを建造するためには何が必要か。
特に、これがないとピラミッドは絶対に建たないというものだけでもリスト・アップしてみよう。
先ず、第一は資金である。
5000年前であろうと現在であろうと大事業をするには巨額の資金が必要だという真理に変わりはない。
ピラミッドを建てた初期王朝時代なら総人口は300万人程度。
産業は原始的農業と、同じく原始的な商業と工業がほんの少し。
これで世界的プロジェクトが実施出来るかどうか。
考えるまでもないであろう。
(2) 完全な設計図。
これも絶対に必要。部品総数300万個といえばアポロ宇宙船より遥かに多いのだ。
完全な設計図がなければどうにもならぬ。
設計図が存在するためには上質紙・筆記具・各種定規・製図台・コンパス・分度器・計算器等が大量になければならない。
(3) 高能率の石切機械。
アカデミズムの言うところによれば、当時の採石法は超硬度の玄武岩で作った槌を使って岩に溝を掘り、そこに木のくさびを打込み、その木に水を吸わせて膨張させ、岩を割ったのだという。
この説をブラック・ジョークだろうと思っていたが一丁前の大学教授連が本気でそう主張していると知り愕然とした記憶がある。
木は水を含むとたしかに膨張はするが、そのぶん柔らかくなるから何んにもならないのだ。
それに木は風船と違う。
膨張する率も僅かなものだ。
岩を割る力など逆立ちしても出て来ない。
実験した者によるとやはり割れないという。
学会とは、こういう戯言の通用する世界なのだ。
ともかく、300万個の石を切りだすには高能率の石切機が必要である。
(4) 高精度、高能率の石材研磨機。
何トン・何十トンもの石を200段前後も積上げて東西南北どちらにも少しも傾斜しないようにするには石の天地が完全に面一(ツライチ) 《完全に平面・平滑であること》であるだけでなく、完全な並行を保っていなければならない。
許容誤差は多分1000分の一ミリレベルであろう。
何故なら、誤差は蓄積されるから200段以上積んで水平を保つには誤差はそれくらいしか許されないだろう。
小さい石でも2・5トンあるものを六面、面一に、並行に仕上げなければならないのだ。
それも一個や二個ではない。
300万個である。
公認学会の説によれば、石工が石英のとぎ粉を使って表面を滑らかにし、石材の形を整えたとのことである。
もし本当ならば、ピラミッドは今日でもまだ建設中であったろう。
(5) 精密測定器具。
石材が寸法通り仕上っているか、凸凹は一切ないか、並行は確保されているか。
これらを調べるためには精密測定器が必要である。
1000分の一ミリまでの精度は欲しい。
しかも、調べる対象物は大きい。
メートル級であり石材によってはそれも二桁である。
すなわち十数メートルにも達しようとする代物である。
そんなドでかいものを1000分の一ミリまで測らねばならぬ。
また、水準器も是非とも必要である。
(6) 一般的物差し
普通の物差しが大量に要る。
作業員の大半は物差しを頻用するだろうから消耗分も含めれば何十万本という物差しが必要とされよう。
アカデミズムの学者も、アンチ・アカデミズムの研究者も等しく見落としていた点がある。
「砂害」である。
この構造物は、その規模と重量の要請するところによりアポロ宇宙船より高度な精密さが求められる。
もし地盤の上に一粒でも砂がのっかっていれば、その上に積んだ石はがたつくからピラミッド全体がダメになる。
地盤の上だけではない。
何段目、何十段目であれ、事は同じである。
砂一粒噛めばそこから上はアウトである。
超巨大プロジェクトが砂粒一粒であっさりオジャンになるのだ。
ないし、やり直しである。
これは耐えられまい。
しかも不運なことにピラミッドは砂漠の真っ只中に建っている。
少し風が吹けば多量の砂粒が飛んで来る。
砂嵐もざらに吹く。
作業員は衣服も足も砂まみれである。
こうした作業員が10万人(ヘロドトス説) もピラミッドの内外にひしめいて働いていたのだ。
作業現場は凄まじいまでに砂まみれであったことだろう。
だとすれば、ピラミッドは建つわけもないのだ。
ところが、ピラミッドはちゃんと建っている。
然らば、このようなことは一切起こらなかったに違いないという結論になる。
また、ピラミッドの石組みをみれば誰でも納得行くように、石と石とは、その間にカミソリ一枚入る余地もないほどぴっちり合わさっている。
どの石にもがたつきは全く無い。
すなわち、砂は素より如何なる異物も噛んではいないのである。
厳格な論理の命ずるままに推論すれば、建造現場は砂粒ひとつ入らないように何等かの方法で遮断されていたということになる。
ピラミッド全体がすっぽり入り、髪の毛一本、チリひとつだって落ちていれば致命傷を与えかねないかもしれない。
こう並べて来ると或るイメージが彷彿として浮かんで来るではないか。
ハイテク工場て゛あり宇宙船組立工場である。
われわれは途方もない世界へ来てしまったことになるが、筆者はその過程において詭弁やごまかしは一切使わなかった。
只、論理を使っただけだ。
それも、正しく、そして厳格に。
ならばこの結論は正しいのだ。
いくら途方もないものであろうと、公正な論理の命じた結論であるなら、それを受入れねばならぬ。
では、受入れようではないか。
ピラミッドは現代のハイテク工場並の清潔な巨大建屋内て建造されたのだという結論を。
《一部抜粋》
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