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私は先日以下のような報告をさせていただいた。
【特報】アラブ首長国連邦捜査当局が突き止めた!米政権、イラク戦争支持を求めてブレア首相の個人銀行口座に数十億ドルの賄賂送金が発覚!情報はフランス外交当局に渡された。
http://www.asyura.com/2003/bd24/msg/451.html
この記事の元の情報はトロントの以下のニュースサイトからとった。
http://www.cloakanddagger.ca/skolnickexclu.htmn
ここが情報を更新した。大変な情報が飛び込んでいる。
http://www.cloakanddagger.ca/exclu.htm
その前に一つ確認。この元情報はシカゴ公共ケーブルテレビの番組プロデューサー、Sherman=Skolnicという人物のもたらしたものだったが、この人物の信用性について、今一つわからない状態だった。調べてみてたいへんなことがわかった。彼は非常に優れた、尊敬すべきジャーナリストだったのだ。彼は1958年から
米国司法の腐敗を今日まで追求している人物だった。63年に司法を浄化する市民委員会という組織を作り、そこの代表者を今日まで一貫して勤めている。この組織はジャーナリストや研究者を抱えて司法腐敗を調査し、告発してきている。検索エンジンで彼の名前を入れるととんでもない数のファイルが出てくる。彼はこれまで膨大な量の調査報道記事を書いているのだ。そして、アメリカの権力の裏側で何が起きているか、腐敗の実相を知りぬき、徹底して告発にあたっているの人物だった。彼は若いころから身障者で車椅子のひとだ。アメリカ政治の腐敗を徹底調査と告発をし、アメリカを取り戻すための活動を続けている車椅子の英雄だった。半世紀近くこの仕事に従事してきた強烈な魂といってよい。現在は自分でテレビ番組を持ちパネリストとして毎週画面を通じ発信中だ。
調査ジャーナリストとして彼の報告は基本的に非常に信用がおけるものと考えてよい。つまり、ブッシュ側からブレアに巨大な賄賂送金がアラブ首長国連邦を通じてなされ、それをその国の捜査官が発見し、賄賂の刑事事件としての証拠資料を持ち、それをフランス外交当局上層部に渡しているという情報は、このニュースサイトにその担当捜査官側からコンタクトをとってきて確認が取れたという、そのニュースの確からしさの程度は、非常に高いとみてよいようだ。
彼国捜査官側の作って渡した捜査資料には以下のことが書いてあるという。
*ブッシュ側の送金といってもそれはブッシュ父からブレアに1年半前に160億ドル送金振り込みがなされていた。
*ブッシュ父は、Carlyle Group(カーライル=グループ)とビンラーディン家の双方のコンサルタントをしている(ラーディン家はこの会社に投資をしている関係にある。カーライルはブッシュ父政権、レーガン政権の閣僚複数が取締役を勤める軍産複合体・軍事投資会社。)
*カーライル社はほかに、元英国首相も取り締まり役。
*ラーディン家と、巷間いわれているのと違い、オサマは実はよい関係にある。オサマ側には依然として、この家族および、サウジアラビアの有力銀行、サウジの複数の王子たちから送金がなされている(オサマ自身というよりその組織のことだろう)。
*ブッシュ側が進めている超金持ち層への税金引き下げ政策の結果、破滅的な連邦財政破綻を招いたがそれを救済するための今後の借金のための担保として(米国債などのバックアップなどが含められるだろう)、イラクの石油を奪取する。
*ブレアは北朝鮮に核開発に必要な物資運搬を行っているが、そのアレンジの見返りを金銭受領している。運搬はヨルダン王立航空機を使った。ヒラリー=クリントンもこの同じ手を使って儲けた。
以上がフランス側に渡っている証拠資料についての追加の詳細情報だ。英国は最近、西側で一人北朝鮮と国交を結び、外交施設を開いた。この理由が分からなかったが、どうやら、上のことがあってのことなのだろう、と思う。なぞが一つ解けた感じだ。
さて、腰が抜けるほど驚いたのはその先だ。
*アラブ首長国連邦捜査当局が作ったこの証拠資料が、実はフランスのみならず、何と米国中央銀行のアラン・グリンスパン夫妻宅に渡っていたというのだ!これはフランス当局から行ったのか、首長国側から行ったのかわからない。
で、そこからなのだが、何と、この資料の奪取のためブッシュ政権側は彼の自宅に押し入ったというのだ!!どうもブッシュ政権側が彼らがこの捜査資料を入手していることを察知した模様なのだ。ところが、押し入ったはいいが、それを発見できなかった。なぜか。彼の奥さんがその資料を用心して、別の場所に移していたのだ!
で、その奥さんとは何者か。高齢だが議長は最近再婚した(アメリカで話題となった)。その相手というのがNBCの上級ジャーナリスト、アンドレア=ミッチェルだ(50歳前後だったとおもう)。彼女が、この捜査資料の安全を考え別の場所に隠したのだ。
フランス政府は、なぜ彼らにこれをわたしたのだろうか。実は、議長とブッシュ大統領は敵対関係にあるという。権力サークルの中で分裂が起きているという。ブッシュは近々議長を交代させ、自分の子分を着任させようとしていたという。(で、グリンスパン側はその動きを知っていた。)つい先日彼はブッシュの減税策を正面から批判した。不思議に思っていたが、なぞが解けた。(彼はイラク戦争それ自体には反対していない。)権力機構の中で、分裂がおきており、二人は敵対している。
この力関係と奥さんが報道メディアの有力者である事を知っていて、フランス政府は証拠資料を彼らに託した可能性が推測されるのだ。つまり、フランスとしては彼らにブッシュのイラク戦争独走を牽制してほしいと考えた可能性が推測される。
でこの妻の方は、実際ブッシュを報道で牽制しているのだ。どうやって?コロンビアが先日落ちた直後、彼女は番組で何といったか。86年のシャトル事故、あれはレーガン大統領が、イランコントラ事件という大統領罷免となりかねない大型スキャンダルから、国民の関心をそらすためにその事故を最大限利用した、と発言したのだ。つまり、彼女としては、今回の事件も同じだ、と
示唆たわけだ。つまり、彼女としてはやんわりブッシュを批判牽制しているわけだ。
グリンスパン議長は地位を追われる寸前にいた。しかし、このブッシュのブレアへの送金スキャンダルというとんでもない爆弾を得ていっきに、形勢が逆転した。もはや、ブッシュから追い落としは受ける心配は完全になくなったのだ。この武器を使って彼らの利益グループはブッシュ背後の利益グループと有利な取り引きができるようになったのだ。
つい先日16日、ブレアは何と、ブッシュにイラク戦争を遅らせるべきだといいだした!これは奇観というほかなかった。しかし、フランスが彼のスキャンダルをつかみそれをちらつかせている可能性が推測されるのだ。
どうやら、アラブ首長国連邦捜査当局の捜査資料がフランス、アメリカに渡り、米欧の権力サークル水面下での政治的駆け引きとして使われているもようなのだ。
驚くのは、ブッシュ側は宅に押し入った、ということだ!政治権力の闘争のなまなましさをここにみる。スタンダール小説か007映画を見ている錯覚に陥るほどだ。これがリアルポリティクスというものなのだろう。ブッシューブレア側としては、しっぽをつかまれることをどうしても避けたかったのだ。しかし、万事急す。今後ブッシュ側はスキャンダル発覚を恐れて、戦争を急ぐ可能性がある。とにかく世間を早くどさくさ、混乱にもっていきたいだろう。
フランスがイラク戦争をとどめたい動機は決して奇麗事ではない。イラクに利権があり、かつ、知られたくないこと、つまり化学兵器などフランス製だったりするのだ。一般の人にはフランスの動きを正義に基づくと思う人がいるかもしれないが、さにあらず。利害がらみの徹底した取り引きのかけひきなのだ。
われわれは今、ブッシュ=ブレアの賄賂工作についての情報を得た。反戦運動の展開のしかたとして、街を行進するのもいいが、このあたりの情報を使ったキャンペーンも有効かもしれない。
それにしても、時すでに遅しか、ブッシュは戦争を急いでしまうのだろう。