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(回答先: ■ヒトラーの予言──2039年の未来図について 投稿者 秘密結社ファン 日時 2003 年 2 月 20 日 01:58:57)
「2039年になったら人類は退化するか、進化して神人になっている」という言葉は現在の戦争の多さや地球環境破壊、そして将来のエネルギー問題を考えれば全く荒唐無稽ではないと感じます。例えば石油ですが、新しい油田が数多く発見されて入るが、これをを使い続けていると環境はどうなるか?原発が放射能漏れすればどうなるか?
代替エネルギーとリサイクル社会を達成できれば、その際には人類も20世紀型の発展から環境との調和を目指した21世紀型の世界になっているでしょうから、現在とは考え方は全く違い、どのようなことが栄誉でどのようなことが成功であるかという概念も、物質的なものよりも精神性に基づいたものになってゆくに違いない。そうなれば神人とはゆかなくとも精神性の充実したものを高く評価する社会になると思われます。
そういう意味では、日本のデフレスパイラルは、90%近い人口が中流階級で、不景気であっても世界的レベルでは所得が高い金持ち国日本の人々が買いたいものがなくなったから買わなくなって消費不況・供給過剰でデフレになっているのですから、昭和初期の娘を売ったりしたような貧困の時代のデフレ不況とは質が違う人類が経験したことがないデフレなのでしょう。つまり消費者のモノ離れとボランティア参加者の急増は大体同じ時期に進行しています。
日本もそういう意味では、望むかどうかにかかわらず、世界で先端のデフレ(名誉な言い方ではないですが)を経験しているから特効薬がないのは当たり前。G7の他国では日本ほど中産階級が多い国がないので、まだ貧困層が住宅や車を欲しがるという20世紀型の状況が残っています。ですから貧困層が極度に少ない日本だけが際立って異なって見えるので、20世紀型の経済の目で見たら日本の経済担当社が「怠慢」に見えてしまうのでしょう。
むしろ日本がちょうどよく豊かであるための結果が今の不況だともいえましょう。しかしそれこそが、今後の人類の新しい価値観の創造に寄与するのかもしれない。