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最近、世間で問題となっている闇金融業者による「押し貸し」。これは、相手に無断で現金を入金し、数カ月後に法外な利息の取り立てを行うという新手口だ。この手口は主に、金融業者での借金経験者の口座情報を入手し、彼らをターゲットに行われているが、現在、その情報入手経路が微妙に変化している。なんと、ネット上に流れている口座情報が狙われ始めているというのだ。
2−3万円が50万円以上に!
ある闇金融業者とかかわりを持つT氏は時折、業者から情報収集を頼まれることがあるという。「いま一番多いのは金融関係の『利用者リスト』ですね。しかも口座番号。理由は教えてくれませんが、最近流行している『押し貸し』に利用する気じゃないかな」。
押し貸しで入金される金額は通常2−3万円なので、通帳明細を気にしない人の中には気付かずに使ってしまう場合が多い。しかも、入金する相手は金融業者の利用経験者なので、借金に対して何かしらの弱みがあり、業者の言いなりに支払うケースも少なくない。だが、その請求額はすさまじく、元金が数万円なのに借用期間2カ月で50万円以上に膨れ上がるケースもあるという。
狙われる「口座番号」
「でもね、口座情報なんてそんなに多くあるわけじゃない。しかも業者間で出回り済みのものも多いんだよね」(T氏)。そのため最近、依頼内容も変わってきているという。
「ネットから口座情報を入手してほしいと頼まれるんですよ」
闇金融業者はこれまで、口座情報を入手するために「金融関係の街頭調査」と称して街角で声をかけ、言葉たくみに口座番号を聞き出していた。しかしそれも限界に来たのか、こんどはネット上で口座を公開する人をターゲットにし始めたのだという。
警戒必要「ネット上での公開」
「個人で商売している人や、ネット上で現金取引をする人がいますよね。彼らは危ないですよ。ネット上で以前よく漏れていた『口座番号付き個人情報リスト』も流通していて、けっこう高値で売れますよ。個人のHPで口座を公開している人は要注意ですね」
いままでのネット内では「クレジットカードの悪用」はあっても「銀行口座公開による犯罪」はあり得ないと考えられてきた。口座情報だけでは、入金はできても出金はできないからだ。しかし、「押し貸し」という新犯罪が生まれてしまった現在、ネット上の「安全神話」は崩れ去ろうとしている。「口座番号」に対しても、今後は十分な警戒が必要だ。
http://www.jikenbo.net/jikenbo/index.html target=_blank>●ソース
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