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店で買えないIBM製品
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投稿者 満州候補 日時 2003 年 2 月 17 日 21:19:31:

2002/12/08投稿分再アップ
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社内秘
諜報関連
IBM治安管理部
1200 Progress Way Armonk New York 11204
レベル9コミュニケーションのみ限定回覧

”2020神経チップ・インプラント”

21世紀において犯罪管理は重大な問題となるだろう。我々は治安管理製品への要望が一般的になる頃には、それに備えていなくてはならない。
我々の研究開発部門は政府の犯罪者管理局やカルフォルニア州更正局、テキサス州公衆治安局及びマサチューセッツ州の2020神経チップ・インプラント限定試用局と連絡を取ってきた。
我々はすでにこれらの組織のなかに我々の興味を代表する代表者を確立している。
連邦の規定では未だに囚人に対してインプラントのテストをすることは許されていないが、我々は在野の職業的健康管理者や矯正の専門家と契約を取り交わし、我々の製品に関する限定的な試験運用をする合意を得ている。
また我々はすでに私的に運営される療養所においてインプラント技術の大方の成功を収めている。
しかしながら、我々はまだこの社会においてひどく暴力的と考えられる人々に対してこの2020神経チップはどの位有効なのかについて、より広範な研究を進める必要がある。
限定的試験運用はすでにかなりの研究成果をあげている。
カルフォルニアでは何人かの囚人がメキシコ・マフィア及びEMEという社会的脅威と認定された。彼らはペリカン湾の健康管理施設に移送され、我々のケンブリッジ研究所で開発された先進的鎮静器機によって鎮静化された。インプラントの施術は技師の技能にもよるが、60分から90分かかる。現在我々はこの施術時間を60%まで下げるよう努力しているところだ。8人の囚人に施されたインプラントからは以下のような結果が得られた。
* インプラントは社会的脅威となる集団に対しての監視器機として機能する。
* インプラントは2人の囚人が矯正官に対して暴力を振るおうとしたが、これを無力化して防いだ。
* 8人のテスト囚人全員に見られた副作用として、インプラントが116Mhzにセットされた場合には全員が昏睡もしくは一日に18から22時間の睡眠を取った。
* この116Mhzを追試したところ、14日間の期間中全員がリクリエーションの時間を拒否した。8人中7人が独房の内外を問わず体操を拒否し、8人中5人が3日が経つまでシャワーを浴びることを拒否した。
* テスト期間中、囚人たちは暴力傾向をモニターされていたが、故意に仕向けられた場合においても8人中7人は暴力を振るわなかった。
* インプラントの初期設定のために各対象囚人は耳と鼻から少量の出血が見られた。
* 各囚人はテスト期間中、インプラントがなされていることに全く気が付かなかった。各インプラントはテスト終了後に医学的処置によって取り外された。
このテスト期間は2ヶ月に及ばなかったことは言っておかなければならない。しかし、我々の研究チームによって集められたデータはこのインプラントが我々の望むべき結果に向かっているいることを示唆している。
安全保障と研究開発のチームが重大な関心を持っていることとしては、テスト対象が初期設定期間において化学的なバランスの不調を訴えるということであり、これはテストを混乱させかねない。
しかしながら、この鎮静器機の技術的な進歩によってこのことは改善され、インプラント後48時間の調整期間は医学的に予見されると同時に適切な処置を行うことによって順調に推移することになるだろう。
研究開発チームが指摘した別の問題として、出血の原因究明とその解消がある。予期しない出血によって対象は疑問をもつだろうし、頻繁に診療所に駆け込んで真相の究明を試みるかもしれないからだ。
この小規模な試験から得られた治安管理上の成果は膨大である。
治安管理担当官らは今では、非合法ドラッグや武器を密輸するEMEの戦略のいくつかを知っている。ある諜報官は彼らが法廷資料を使うことが出来ないので、別の「外部コネクション」を使って誰を監視したら良いかを知るようになったと話している。
ソレダード刑務所は現在ベイカビルに3人の囚人を送ろうとしているが、ここでは我々のインプラント研究が進められている。
我々の技術者は3個の2020神経チップ・インプラントを一時間以内に稼働させられると約束している。
ソレダードの担当官は、この3人から14ヶ月にわたって矯正官のもとに麻薬取引に関する情報を集められると期待している。
基本的にこのインプラントは、何も知らない囚人をその接する全ての事象に関する歩くレコーダーにしてしまう。
このインプラント試験の全容を知っている諜報官と矯正官は5人しか居ない。
マサチューセッツでは更正局が既に2020神経チップ・インプラントに関して反対を唱える意見が出回っていることに対して「高レベル」の論議を行っている。
民衆が全てこのインプラントに反対しているというわけではないが、諜報関連部の弁護士はこの外部のインプラント技術に関する反応に対して厳密な統制を助言している。
現在の政府機構においては我々の責任は重大である。
連邦議会において強いロビー活動を行い、各州議会が我々の製品に賛同している現状ではあるが、我々はこの2020神経チップが無制限に使用されないように最大の注意を払って事を進めなければならない。
もしチップが違法に使用されたことが発覚し、その結果我々が開発したことが知られてしまえば、我々はそれに続く報道や補償に長く耐えることは出来ないだろう。
マサチューセッツの官僚は彼らの逃亡者監視機構から発展した諜報部門を作っているが、ここでは保釈中の対象に対して厳正な管理のもとに限定的なテストを行っている。更正官らはこれらの対象に対して「保証グループ」という呼び方をしているが、これは2020インプラントが技術的な盲従を「保証」し、これによって問答無用で不正行為を調査できるようになるからである。
チャールズタウンの退職した刑事で今はこの諜報部門に加わっている人物は、銀行の現金輸送車を襲いそうな悪党達にこの2020チップを使いたいと要請して来ている。彼は「チャールズタウンは今までどおりにはいかない。我々はついに奴らが何が起こるか知る前に、何が起こるか知るようになるわけだ。」と言っている。
我々は引き続き地域社会における2020チップの使用を研究していく。しかしながら、我々の重役達はほとんどの司法組織に参加することになるが、それらの組織からは要員が送られ、これらの要員はいつでもどこからでも2時間以内に「視察」しに来ることが出来る。
我々は諜報関連のディスカッション・グループを持っているが、これはコロラド州フローレンスの連邦超上級治安管理機構(FEMA?)のある人物と会議を持った。大方の論議はうまくいき、我々は6ヶ月以内にこの重要施設内に研究開発部門を持つことを期待している。
(ADXフローレンス、会社はイリノイ州マリソンに連邦収監機構の極秘部門として移った。)
立法および上層部のインプラント技術を合法化する努力は続行される。(諜報関連国際メモNo.15を参照)
伝達終了    10/20/95
Distribution : Eyes Only : Project Group 7A
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