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(回答先: 「都市攻撃」に対する一般的反応 投稿者 中央線 日時 2003 年 2 月 15 日 14:23:27)
当該ホームページを読んで、一見滑稽にみえるUFO論者のように見えるのですが、UFOやサタン云々はさておいて、馬鹿にできないような感じも持ちました。というのもここ50年の日本ほど何万人クラスの人数が命を落とすような戦争や災害と無縁な国は少なく、日本人がカタストロフィーといわれるような災難はない前提で考えていることが心配になりました。
小生の両親は戦中派で、終戦までは子供であっても死というものを身近に感じていた、というようなことを夫婦の会話で言っていたのを思い出しました。戦争というものは人間の行動の選択の範囲でやるかやらないか決められますが(簡単ではないですが)、災害というものはそうはゆかない。現に今日本政府が公的に発表して警戒しているものでも「東海大地震」「富士山噴火」「関東大震災」など、どれも何万人の犠牲者がでても不思議がないような災害です。
子供時代を思い出してみれば(昭和30年代後半から40年代初め)台風情報が流れたら祖父は水を風呂場とバケツに確保して、おにぎりを何個も用意していた。祖父は兵隊の経験そのままに非常時の用意をしていたわけです。近所の一人暮らしの年寄りも周りの人が気遣って家に呼んだりして台風が過ぎるのを待った。台風が去って、たくさん残ったおにぎりを食べながら祖父母が「無事に済んだんだからおにぎりを当分食べても仕方ないな」と言っていた。
私は首都圏在住ですが、今の状態は結構無防備ですね。これは自分自身への反省でもありますが、戦争や災害の経験者のアドバイスをもっと素直に聞いて、日常から危機にたいする備えをすべきだと考えています。例えばペットボトルに水を蓄えたり、風呂の水は風呂桶を洗うまでためて置く。これは結構馬鹿にならないです。昨年の休日にマンションの水道ポンプが壊れて半日間はそれらの水で飲料水とトイレに使っていました。また懐中電池やラジオ、ライターなど防災用品の多くは2000円も出せば100円ショップで買い揃えられます。
災害については何時起こるともなんともいえないのですが、目の前の問題としてイラク攻撃に伴って第三次石油危機の可能性も言われています。東電の原発が停止しており火力発電所も目一杯なので、今でも東京電力のCMで節電を呼びかけていますが、石油ショックになれば深刻になる。半日の停電でも冷蔵庫の中身は安心できないし、生活は大混乱です。
阿修羅の読者の皆さんは色々なホームページをご覧になって知識のレベルも高いので、是非災害に対する備えも真面目に考えておられることと思います。何千人の方がこのページをごらんになっていると思いますが、その人たちが非常時にパニックにならない備えをしているだけでも、パニックの規模が小さくできるわけです。