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日産自動車は3日、「ローレル」と「セフィーロ」の統合後継車で、アジア戦略車となる新型セダン「ティアナ」を発表した。国内市場投入モデルとしては初めて、FF−Lプラットホームを採用した。インテリアに木目調のパネルを多用するなど、高級感を表現したのが特徴。大排気量FF用のベルト式CVT(無段変速機)を採用し、燃費と走行性能の向上を図った。国内では日産店、日産モーター店のブルーステージ系列で取り扱う。国内での年販目標は2万5000台。アジア戦略車として中国、アジア、オセアニアにも輸出する予定で、グローバルで年間10万台の販売を目指す。
新型車は「洗練された大人のための高級セダン」をコンセプトに開発した中型セダン。センターコンソール、インストに木目調パネルを大胆に採用して備え付けの高級家具をイメージさせるようにインテリアを仕上げた。このクラスとして初めて助手席パワーオットマン機構も採用したほか、助手席パワーシート、左右独立温度調整式フルオートエアコンなど、高級車の装備を採用した。
プラットホームは、北米向けの「アルティマ」に採用しているFF−Lプラットホームを国内市場投入モデルとして初めて採用した。クラストップのニールームなど、前後席とも広く快適な室内空間を実現した。
パワートレーンでは、マニュアルモード付6段変速の新開発エクストロニックCVT−6を3.5リットルエンジングレードに設定した。3リットルクラスの大排気量用のベルト式のCVTの国内市場に採用したのは初めてで、ギアのレンジ幅とロックアップ領域の拡大で、滑らかな加速と燃費向上を図った。新開発のCVTは北米市場に投入した「ムラーノ」に採用しており、国内向けモデルに搭載したのは初。
エンジンは、量販グレード用の新開発のV型6気筒2.3リットルとV型6気筒3.5リットル、4WD用の2.5リットル直列4気筒の3機種。構成比率では、全体の70%が2.3リットル、20%が3.5リットル、4WDの2.5リットルが10%を占めると見ている。
実用性の面では、キーを所持しているだけで、ドアのロックや開錠、エンジンの始動・停止ができるカードタイプのインテリジェントキーを設定した。センターコンソールには、8方向のプッシュスイッチのコントローラーを採用しシンプルで分かりやすい操作を実現した。
また、官公庁・法人などの送迎用として、室内の静粛性を向上するとともに、装備を充実して「超−低排出ガス車認定(ULEV)」と「2010年新燃費基準」を達成した「230JM−Fコレクション」も設定した。
新型車は、九州工場で生産、中国やASEAN(東南アジア諸国連合)地域、豪州など、アジア太平洋地域でも販売する計画で、グローバルでは、年販10万台を目指している。2004年度末までに100万台の販売増を目指す経営計画日産180を達成するためのカギとなる戦略車でもある。
http://www.nissan.co.jp/ 日産自動車
http://quote.yahoo.co.jp/q?s=7201.t&d=b 日産自動車株価
ティアナ
http://www.tokyo-nissan.co.jp/CARDENET/DATA/teana/