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2003.02.11
Web posted at: 20:26 JST
- AP
ペンシルベニア州ピッツバーグ(AP) 米流通大手のターゲットは10日、バレンタイン向けのトレーディングカード集「I Spy」を、店舗から回収していることを明らかにした。同製品の購入者から、「Jihad(聖戦)」などと書かれたカードが入っていたとの連絡を受けたためで、米連邦捜査局(FBI)では、カードの制作元などを調査するとしている。
同製品を発行した児童図書出版社、スカラスティックは、テロとの関連性を全面否定、不快な気分を生じさせて申し訳ないと述べている。同社の広報担当者によると、写真や絵などをあしらったカード集「I Spy School Days」が1995年に初めて作られた際、作者が訪れた学校の生徒の名前「Jihad」を採用したという。
同社では、2001年の米同時多発テロ発生以降、この名前は変更して再販したが、バレンタイン向け製品を作る際、誤って当時の原稿を使用したため、今回の騒ぎになったとしている。
この製品を3歳の娘用に購入したピッツバーグ市在住のニック・ポイルッチ氏(37)によると、爆発を思い起こさせるような赤い線が発せられている時計の絵が描かれ、「Jihad」と記されたカードが、箱を開けてすぐに出てきたという。「この製品を作った会社の悪趣味か、美術部門の過激派によるいたずらかと思った」と話している。
★ 悪意(意図)があるのか、過失(不注意)かわからないが、たぶん悪意でしょうね。