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(回答先: Re: イスラエル・米国共同で、「事故説」を作っている可能性もあるので注意 投稿者 おみず 日時 2003 年 2 月 04 日 07:14:17)
[シャトル事故] 多数の耐熱タイル破損の可能性も
米シャトル空中分解事故で、外部燃料タンクからはがれた断熱材の一部が機体の耐熱タイルを損傷した可能性が原因の焦点となっている。航空宇宙技術研究所の白水正男・宇宙輸送システムプロジェクトセンター長は「耐熱タイルの破損が原因なら、1枚や2枚がはがれたのではなく、多数が破損したはずだ」とみる。シャトルは多少のタイル損傷は想定して安全設計されているからだ。一部が破損し熱が機体内に伝わっても、機体の材料であるアルミ合金が熱を周りに逃がす構造に工夫されているという。別の材料工学の専門家も「損傷が十分大きいと、熱でアルミ合金がゆがみ、振動が発生して周囲の耐熱タイルが次々とはがれる可能性はある」と指摘する。
シャトルを覆う耐熱タイルは約2万7000枚で、受ける熱によって6種類に分かれる。このうち、大気圏へ再突入する姿勢から熱をまともに受ける機体底部や翼の大部分には、高純度のガラス繊維で作られた高温用タイル約2万枚がはられている。1枚は約30センチ四方で厚さは2.5〜12.5センチ。1260度に耐えられ、1500度以上になる機体先端部などは、より耐熱性のある別の材料で覆われている。
耐熱タイルはこれまでも、97年に土井隆雄さんが搭乗したコロンビアで約130枚にくぼみができたり、92年に毛利衛さんが乗ったエンデバーでは一部がはがれる損傷が帰還後に確認されるなど、ある程度の損傷は繰り返し起きていた。 【江口一、河内敏康】
[毎日新聞2月4日]