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神戸製鋼所は18日、水処理や廃棄物処理を中心とした同社の環境事業部門と、同じく環境事業を展開する大阪証券取引所第2部上場の子会社、神鋼パンテツクを来年1月に統合することで合意したと発表した。
公共事業の減少で事業環境が厳しいのに加え、社会的ニーズが高度化しているため「両社の技術開発力や営業力を集約し、総合力を高める必要があると判断した」(奥島敢専務執行役員)という。
統合形態に関しては、神鋼が環境ソリューション本部を会社分割して神鋼パンテツクと合併するか、両社で新会社を設立する方法を検討している。本社は神戸市に置く予定。
神鋼の環境ソリューション本部の人員は約300人、パンテツクは約650人。双方の2002年度の売上高合計は約800億円の見込みで、将来は1000億円規模を目指すという。