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03/15 15:52 日欧結ぶ鉄道貨物拠点に ポーランドで建設計画 外経65
シベリア鉄道(モスクワ―ウラジオストク、全長九千三百キロ)
を利用して日本など東アジアと欧州の間の物流を活性化させようと
、ポーランドが南部の工業都市スワフコフに大型鉄道ターミナルを
建設する計画を進めている。アジアと西欧を結ぶ鉄道貨物基地に発
展させるのが狙いだ。
トヨタ自動車やいすゞ自動車など日本企業のポーランド進出が相
次いでいることなどが背景で、今年後半の着工を目指しロシア政府
などと協議を重ねている。
スワフコフからはモスクワまで約八百キロの鉄道が延び、ドイツ
やチェコとも高速道路で結ばれるなど交通の便が良好。ここに巨大
な国際貨物ターミナルを約二億〓(約二百六十億円)を投じて建設
する計画だ。
スワフコフ―モスクワ間とシベリア鉄道は同じレール幅のため貨
物積み替えが不要で、欧州から東アジアまでは約二週間で物資の輸
送が可能。船便の約一カ月強から大幅に短縮できるという。
ポーランド産業開発庁は「輸送費用も船便と同程度」として、中
国や韓国からの貨物にも期待している。
ただ、ポーランド、ウクライナ、ロシアの三カ国を通過するため
「通関手続きが面倒」(日系企業)と警戒する声もあり、産業開発
庁は「ロシア、ウクライナ両国と手続き簡素化を進める」と約束し
ている。(ワルシャワ共同=高橋秀次)
(了) 030315 1551
☆ユーロ
[2003-03-15-15:52]