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(回答先: プノンペンで市民が暴徒化、タイの女優の発言に怒り 投稿者 Sarah 日時 2003 年 1 月 30 日 00:43:12)
【バンコク小松健一】タイの有名女優スワナン・コンジンさんの「侮辱発言」に端を発した、プノンペン市内の暴動は30日、沈静化したが、タイ系ホテルでカンボジア人従業員1人が死亡、タイ人7人が負傷したことが判明した。両国の外交関係が代理大使級に格下げされるとともにタイ側はカンボジアへの技術、経済支援の停止を発表した。カンボジアのフン・セン首相は同日、遺憾声明を出すなど事態収拾にあたったが暴動は両国関係に大きな傷跡を残した。
暴動の背景には、タイ企業がカンボジアの携帯電話事業を支配し、観光産業にも強い影響力を持つなどの経済進出を続けていることに加え、タイ文化の浸透がある。テレビ局にはタイ資本も参加し、タイのドラマはカンボジアで人気が高い。カンボジア情報省が昨年9月、各局にタイの番組を削減するよう要請したほど「タイの娯楽文化がカンボジア文化を侵食している」(同省職員)との危機感があった。
しかもアンコールワットで有名なクメール文化の遺跡が多いカンボジア西部はタイ領だった時期が長く、今も一部遺跡の領有を巡って両国で論争が続いている。クメール文化の美術品の多くがタイに密輸され「タイは我々の文化を破壊している」との不満がカンボジア側に根強い。
さらに今月8日、タイ湾の海上国境確定と海洋資源の共同開発に関する両国の合同委員会が開催され、タイ側が海洋資源の70%がタイに帰属すると主張したため、交渉が事実上、決裂するという外交問題も起きたばかりだった。(毎日新聞)
●誰かがあおってんじゃないの?