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核燃料サイクル開発機構の東海再処理施設(茨城県東海村)で、同施設が稼働を始めた1977年から昨年9月末までに、受け入れた使用済み核燃料の中に計算上含まれるプルトニウム量に比べ、再処理で抽出したプルトニウム量が計206キロ不足していることが28日分かった。
同日の原子力委員会に文部科学省が報告した。
プルトニウムは5−8キロで原爆1個が作れるとされるが、同省は「不足は廃液への混入などが主な原因で、不正な持ち出しや転用はない」と説明。核物質を監視している国際原子力機関(IAEA)にも報告済みで核拡散の懸念や安全上の問題はない、としている。
同省によると、206キロのうち72キロは処理過程で高レベル放射性廃液に混ざって再処理施設内で保管されているほか、29キロは寿命が短い同位元素で貯蔵中に崩壊し、別の元素に変わったとみられる。