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『中新網』22日付報道によると、注目が集まる中国の有人宇宙飛行に向けての取り組みが進む中、宇宙船を回収する段階においては、過去「神舟」シリーズの4回にわたる飛行実験の回収成功率は100%であり、本格的に有人飛行実現に向けた取り組みを開始できる条件が整ったとした。
中国の初の宇宙船回収は1959年、以来40年の間に12種類22タイプの宇宙探査ロケットをはじめ、多くのロケットや衛星の回収に成功している。これらの成果は中国が米国、ロシアに次ぐ第三の宇宙船回収技術を持つに至ったことを意味する。
1992年から中国では正式に有人宇宙飛行実現に向けた取り組みが始められており、内蒙古(モンゴル)地区に設けた着陸区域を中心に、陸海の要所に宇宙船着陸のための精巧な管制塔や連絡機関を設置、安全な宇宙船回収の実現に向け調整を進めている。
これらの取り組みに携わる若い技術者も増え、「神舟」シリーズの飛行・回収実験に携わった技術者、科学者らの平均年齢はわずか28歳という統計もある。高名な大学院からこの実験に参加することを志望してくる優秀な技術者の増加で人員の若返りが進んでおり、経験豊富な技師たちにも新風を吹きこんでいる。
専門家によれば、宇宙船の回収に関してはすでにいつでも有人飛行が可能なレベルまで到達しており、今後他の工程の進行に備え、さらに実験を重ねていくという。(石井一三)
回収された「神舟四号」は北京に運ばれ、専門家による詳細な分析が行われる予定。(石井一三)