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米人タリバーン兵「裁判の権利ない」 米連邦控訴裁  [朝日新聞]
投稿者 あっしら 日時 2003 年 1 月 17 日 15:11:44:


 「アフガニスタンで捕らえられた米人タリバーン兵は敵方の戦闘員であり、弁護士に接触し裁判を受ける権利は制約される」。米裁判所が出したこんな判断が論議を呼んでいる。戦時下には憲法で保障された米市民の権利より、大統領の権限強化が優先するとの判断で、人権団体は「対テロ戦」の名の下に人権や自由が制限される風潮に拍車がかかるのではと懸念している。
 判断はバージニア州リッチモンドの連邦控訴裁が8日に示した。同州の米軍基地に収容されているヤセル・エサム・ハムディ捕虜(22)は米国籍を持つが、「外国の武力衝突の現場で捕らえられたことは間違いない」ため、「米国民が持つ犯罪立証過程での保障措置は適用されない」とした。判事3人の一致した判断だった。同捕虜側は最高裁に持ち込む構えを見せている。

 同捕虜は01年11月にアフガンで、もう1人の米人ジョン・ウォーカー・リンド被告とともに捕らえられた。同捕虜はキューバのグアンタナモ米軍基地に送られたが、昨春ルイジアナ州生まれで米国籍を持つとわかった。両親はサウジアラビア人で育ちもサウジだった。

 米国民なら弁護士に会う権利を持つが、米政府は「国家安全保障上の理由」で拒否。連邦地裁は昨年8月、同捕虜の権利を尊重すべきだとの判断を示し政府に説明を求めたため、政府側が控訴していた。

 この判断を受け、アシュクロフト司法長官は「戦時下に米国民を守る大統領の権限が認められた重要な勝利」と米メディアに語っている。

 これに対し、民間団体「人権のための法律家会議」(本部ニューヨーク)は声明を発表し、「裁判所は行政府の権限のチェックという重要な責務を放棄した」としたうえで、「対テロ戦の名の下に、他の人々も同様の扱いを受けかねない」と懸念を示した。 (09:07)

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