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球団除き福岡事業再編
経営再建中のダイエーは十五日、福岡市で展開する「福岡事業」についても、ドーム球場とホテルの売却を検討していることを明らかにした。関係筋によると、主力行系列の投資会社を通じ、非公式に複数企業に売却を打診している。福岡事業が抱える約千三百億円の有利子負債削減が狙い。
同社は二月末をめどに関連会社が複雑に絡んだ福岡事業を再編成する計画を策定。その上で地元企業に出資などの支援を要請する方針だが「(再編成で)いろんな案を検討しており、ホテル、ドームを売却で絞り込んだわけではない」(広報担当)としている。
ダイエーは佐々木博茂専務を九州渉外担当とし、福岡事業への地元企業の支援を取り付けるため、現在、調整にあたっている。
■4ホテルの売却も検討
経営再建中のダイエーが、神戸メリケンパークオリエンタルホテル(神戸市)などグループの四つのホテルについて、米証券大手のゴールドマン・サックスグループへの売却を検討していることが十五日、分かった。売却額は五百億円前後の見込みで、今期の事業売却では最大となる。
売却を検討しているのは、神戸と新浦安オリエンタルホテル(千葉県浦安市)、なんばオリエンタルホテル(大阪市)、ホテルセントラーザ博多(福岡市)。それぞれのホテルの名前と経営陣は売却後も変わらないとみられる。
ダイエーの昨年八月末の有利子負債は約一兆二千三百億円に上るが、今年二月末には一兆二千百億円まで圧縮する。昨年二月に発表した新三カ年計画では、二〇〇五年二月末までに有利子負債を九千億円(カード会社を除く)に圧縮する計画で、本業との関係が薄いホテル事業や外食事業の売却を加速させる。