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【ニューヨーク15日共同】米大リーグ、ヤンキースが14日に開いた松井秀喜外野手(28)の入団会見の模様を、地元ニューヨークの各紙は15日、紙面を大きく割いて伝えた。
デーリー・ニューズ紙が「松井は国際的なロック・スターのようにニューヨークに登場した。こんな騒動があったのは、ビートルズが1964年にケネディ国際空港に降り立って以来」と1面で報じれば、最終面を埋めたニューズデイ紙は「会見の中で派手でなかったのは、選手の話しぶりだけ。彼は快活、かつ礼儀正しかった」。
ニューヨーク・タイムズ紙は、厳しい質問に動じることなく返答した松井の応対を「台本を読んでいるかのようにしゃべった。松井は、約15分の質疑応答の中で、少なくとも6度は『ベストを尽くす』ことを約束した」と紹介するなど、多少の皮肉を込めた内容。
もっとも辛口だったのはニューヨーク・ポスト紙で「彼は定位置を保障されているのだろうか。だとしたら、どこ?」や「オールスターやMVPといった言葉をだれも口にしなかった」と、厳しい表現が目立った。 (23:26)