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そういう話なら
投稿者 パリサイサタン 日時 2003 年 1 月 15 日 18:18:41:

(回答先: 暁の子 投稿者 匿名 日時 2003 年 1 月 10 日 14:08:58)

 チベットの土着のシャーマニズム(ボン教)とかチベット密
教やゾクチェンの伝統などにも私は少し興味があります。19
世紀後半とか20世紀初頭あたりの西洋のオカルトに関する本
などには、「黒いフリーメーソン」の本拠地はブータンの奥地
にある「紅ドゥクパ教団」(「赤いドゥクパイ」)であるとか
、チベットの秘境の大地下寺院「シャンバラ」であるとかとな
っていることもあるのです。
 常識として密教における宇宙中心仏(主宰神のようなものだ
と思う)は「大日如来」(ヴァイローチャナ)であり、日本の
密教でももちろんそうなっています。しかし、チベット密教で
は中心仏が「サーマンタバドラ(クンツサンポ)」(法幢如来
?法身普賢?)になっているのです。クンツサンポとは大日如
来、ヴァイローチャナのことだというのなら最初からそう呼べ
ばよいはずです。これはどういうことなのでしょう。
『ロンチェン・ニンティク相承系譜』
http://www.dzogchen.or.jp/linage/
 太古のボン教の主宰神はクンツサンポを彷彿とさせる存在で
あり、その実質的なルーツとも考えられているようですが、現
在のボン教の主宰神はチベット密教と同じクンツサンポになっ
ているようです。これは興味深いことです。
『ボン教の神々』
http://yuntonbon.hp.infoseek.co.jp/rlhas.htm#bonnku
 ヨーロッパではチベットの大地を「ルシファーが降臨した地
」と考える人々がいたようです。チベットの「チュー」の行で
は行者は「魔」と一体化して悟りを得ることになっているのも
興味深いところです。またチベット密教やボン教などにまたが
るゾクチェンの伝統には「ジャリュ」(虹の身体)というもの
がありますが、これは身体を構成する元素の振動数だか何だか
を上げることによってとか、より微細かつ根本的ないくつかの
光元素に溶け込ませることによってとかで、身体を死ぬことな
しに別次元へ移行させてしまうことです。それは最近の精神世
界とかチャネリングの「アセンション」の概念とよく似ており
、チャネリングの話とゾクチェンの思想が似ていることと合わ
せて気になるところです。
 『多次元用語集』
http://www.osk.3web.ne.jp/~asterope/lang.html
 また、クンツサンポ(サーマンタバドラ)は青い身体で描か
れ、彼が存在する世界とか彼の生み出す霊的空間・世界とかも
青い世界として表現されていますが、そうしたことはある種の
悪魔・堕天使(ルシファー)信仰とかグノーシス主義と共通し
ている部分があると思います。

参考

『和尚ラジニーシの名言』
http://www.geocities.co.jp/Milkyway/4017/meigen/osho.html
 「ゾクチェン」と「禅」には歴史的成立過程においても思想
内容においても深いつながりがあるようだ。ゾクチェンの源流
の1つに禅があるということらしい。いかがわしいとも言われ
ている新興宗教の教祖であるラジニーシは両方の思想の伝統に
連なっているのだろう。

『バシャール』
http://www.geocities.co.jp/Milkyway/4017/bashar/index.html
 チャネリング自体がいかがわしく、「○○○星人」というの
もウソくさいが、内容が仏教思想やゾクチェンによく似ている

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