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警視庁と東京消防庁 新年度から
聴覚障害者向け 監禁事件対応も
警視庁と東京消防庁は新年度から、パソコンや携帯電話のメールによる一一〇番、一一九番通報を受信する方針を決めた。
専用のメールアドレスで緊急通報を受ける仕組みで、いずれも聴覚障害の人が緊急事態に遭遇したときの対応として導入する。
監禁事件で犯人に気付かれずにメールで通報する使い方も想定され、警視庁はアドレスを一般に知らせることも検討する。
警視庁によると、聴覚障害の人からの緊急通報を受けるため、一九九二年からファクスによる一一〇番を受けている。
年間数十件の受信があり、耳の不自由な人の「命綱」となってきたが、パソコンや携帯電話の普及でメールへの対応も始めることになった。
メールが入ると、通信指令センターのモニターに自動的に表示され、所轄署のパトカーなどに出動指示を出す。
電話と異なりメールは一方通行。受信後は原則としてすぐに現場に急行するが、メールを送り返すことで現場の詳細を聞くなどの対応もする。
メール一一〇番は九九年の滋賀県警を皮切りに全国に拡大、現在は茨城、栃木県警など十七道府県警で導入されている。
また、メールによる警察への連絡では、大阪府警がカメラ付き携帯電話で撮影した犯人の姿などの映像を受け付け、初動捜査に生かす「画像一一〇番」を始めている。
一方、東京消防庁は、千代田区大手町と立川市の庁舎にある災害救急情報センターで一一九番を受けている。
メール一一九番は大手町で受信し、発生場所が多摩地区の場合は専用回線で立川のセンターに転送する。
「いたずら通報の増加が心配」として、同庁はこのアドレスを聴覚障害者専用にする方針。メールによる通報は、既に千葉県君津市や愛知県豊橋市などで導入されているという