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(回答先: 1116.イラク戦争へ 投稿者 名無しA 日時 2002 年 12 月 22 日 19:35:04)
文明人なら、今の時期は、猛然と戦争に反対するべきだ。
綺麗事であろうが、ええかっこうしいであろうが、目立ちたがり屋であろうが、そんなことは関係ない。
死に物狂いで戦争に反対しなければならない。
アメリカは完全に狂っている。
むろん北朝鮮もイラクも健全とはいえない。
テロ行為を推薦することはできないし、アメリカが復讐したい気持はわかる。
北朝鮮もアフガニスタンも、厳しい貧困状態にあり、そのために異常行動をする。
それは資本主義社会では、弱肉強食で当然だというが、すべてそれを受け入れるということはない。
独裁者を追放し、社会体制を変えれば繁栄するという理屈も受け入れがたいだろう。
治安を乱し、犯罪行為をする者を摘発し、処罰し、永遠に葬り去るのは、正義のように見える。
それは正義の戦いであり、何も間違っていないし、多少の犠牲はやむをえないという論理だ。
だがそれでも、文明人なら戦争に反対するべきだ。
反対しても、戦争は起きるだろうし、防げないだろう。
それでも反対するべきだ。
アメリカは、イラクでも、北朝鮮でも、その他のイスラム宗教国でも、あらゆる国や人を屈服させる力を持っている。
誰もアメリカを負かす事はできない。
だがアメリカは勝利しないのだ。
個別の戦争に勝っても、やがて衰退していく。
戦争に勝てば勝つほど、アメリカを支持する国や人は減っていく。
あらゆるテロ活動を撲滅するために、厳重な監視体制、管理体制となるだろう。
アメリカは自由の国ではなくなり、かつてもっとも憎んでいた共産主義体制となるだろう。
ロシアが民主主義を選択し、アメリカは共産主義を選ぶのだ。
日本は、アメリカに追従していれば大丈夫だと思っている。
しかし、それは甘い考えだ。
アメリカが衰退したら、今度は、別の国に追従するつもりなのか?
そういうのをこうもりと呼ぶ。
戦争に反対しても、別にアメリカに敵対する必要はない。
テロ活動が許されないことであることは間違いないし、テロを放置していれば安心して生活できない。
だが家の中に居住する、のみやダニやゴキブリや、鼠やしろありを駆除するために、家そのものをダイナマイトで吹き飛ばせば、それで解決したことになるのか?
何もかも焼き尽くせば、確かにあらゆる害虫は死滅するだろう。
しかし、もはやそこには住むことはできなくなる。
ある程度、掃除をするしかないのであって、完全に滅菌室のようにすることはできないし、そうするべきではない。
そんな家では人間も住めない。
地球の居住環境は近年、急速に悪化しており、今後一切戦争がなくても、ほとんど人類が生き残ることは難しい。
これはどんな科学者でも口をそろえて発言していることだ。
それなのに、戦争行為に熱中し、自然破壊を繰り返すと、その速度がさらに加速される。
現在の地球人類のやるべきことは、戦争よりも、どうすれば種の保存ができるのかを真剣に考えねばならないときだ。
このままだと確実に、地球は、人間の住めない星になる。
まず地球人類を救うことなどはあきらめるべきで、できることは、別の惑星に居住できるかどうかだ。
そうしないと恐竜のようにあっという間に絶滅するだろう。
これは何も虚構の話しではない。
政治家や腐れ役人は、汚職や陰謀に忙しいが、それどころではないのだ。
それがわかっているのか?
テロで死んでいった人々は気の毒だ。
何の罪もないのに、無念にも殺された。
だが、世界中のテロリストをすべて根絶するためなら、人類滅亡の危機を迎えてもいいということにはならない。
世界中に核兵器は大量に保管されているが、このうちの一発でも使用されたら、かなり危険だ。
そうでなくても、安全だとされている稼動中の原発施設だけでも十分に危険だし、ガン患者を大量生産しているのも、こういう放射性物質をやたらに生産しているからだ。
イラクや北朝鮮が正しいとはいえないが、アメリカが常に正しいともいえない。
日本政府は、こうもりで情けない存在だ。
戦争に反対するのは、当然で、それは無関係のことではない。
死の商人とされる武器屋や、冷戦が終結して解雇を恐れるスパイどものせいで、勝手に戦争が勃発するのは反対だ。
しかもまたしても戦後処理は、日本にやらせることが決定しており、馬鹿みたいだ。
戦争のせいで、またしても増税され、ますます生活は苦しくなる。
テロリストよりも、こういう戦争屋のほうが危険で、もっと多くの犠牲者を出している。
海外では、日本国民は戦争反対活動をしないので、奇妙に思われている。
沈黙を美徳と考えるのはやめた方がいい。
そんなものは外国人には理解されない。
このまま戦争が始まり、集結して、戦後処理になると、アメリカ同様、日本の権威も完全に失墜する。
敵国だけでなく、どんな国でも、交戦している国よりも、こういうこうもりのような、風見鶏のような意思のない国を蔑視する。
そういう国は、卑怯であるとされる。
どうも日本は、その方向に向かうようだ。
アメリカも今は、日本を同盟国としているが、決して信用しなくなるだろう。
確立した倫理観のない風見鶏を、誰が信じられるだろうか?
風見鶏を動かすのは、風だけだ。