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(回答先: Re: カローラ、それは日本が生んだ世界に誇れるベストファミリーカーと言われています。 投稿者 f 日時 2003 年 1 月 10 日 01:04:31)
はじめまして おはようございます。
カローラの件ですが、安く普及したという点で評価できないでしょうか。
日本のユーザー、とくに、高度成長期のファミリー層の可処分所得でも無理のない。また壊れにくい、燃費がいい。
そして、安い。メンテがしやすい。
そして海外には、海外用のモデルと価格で、アメリカのポンコツ車をアッといわせた。
ライバル車は、VWのゴルフです。
アジア、アフリカ、南アメリカでも走る車。
さすがに、可処分所得の高いヨーロッパユーザーには受けず
トヨタも苦戦したようですが。
しかし、リーン生産方式やカンバン方式などの生産体制が世界中に知られ海外の車メーカーにこれだけ影響をあたえたものもないとおもいます。
その生産方式の確立と技術の積み重ねにはカローラの生産工程がつき物であり。
トヨタの技術者が、不良品が出るのを「なぜだ、なぜだ」と
追求するのに大変役立ったとおもいます。
決して、利益を稼げる車でもないが、原価率を低くすることによって
本業だけでこれだけ利益が稼げて、次のヨーロッパ市場を狙える車を出せる源泉を作れたのもカローラのおかげ。
カローラ抜きにして、はたして日本の自動車産業界の歴史を語れましょうか?
そして、実質所得が高まる今、当然のごとくカローラは売れにくい車になりつつあります。
国内市場は少子化でマーケットも狭まることでしょう。
そのような、市場には次の個性的な車が作れるかが勝負どころでしょう。
しかし、トヨタならできるとおもいます。