現在地 HOME > 掲示板 > Ψ空耳の丘Ψ22 > 357.html ★阿修羅♪ --> |
|
世界の新生児の41%が出生登録されず、毎年5000万人の「無届け児」が誕生している、と9日までバンコクで開かれていた国連(ユニセフ)と国際NGOフォスター・プランの合同会議で明らかにされた。無届けの3分の2がアジア・太平洋地域の途上国に集中、人身売買や幼児労働の温床にもなっている。
出生登録がないと、身分証明書や国籍が得られず、学齢になっても入学資格がない。医療保険や社会保障の制度外に置かれ、貧困から脱出する手がかりがないままさらに無届け児を産む悪循環が続いている。
フォスタープランは「出生登録は赤ちゃんにとって社会への入場券のようなもの」と医師や助産婦に登録証を発行する権限を与えるよう行政に働きかけているが、各種の証明が偽造やわいろと絡む現状が普及を妨げているという。
日本でも、密入国や不法滞在の増加で遠からず問題が表面化する、と指摘された。 (19:35)