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98年から00年にかけ、中国沿海部から日本などへ700人余りの密航を組織した事件の判決公判が7日、江蘇省の南京市中級人民法院で開かれた。42人の被告に有罪が言い渡され、首謀者は無期懲役判決を受けた。
中国で摘発された密航事件では過去最大の規模で、公判は朝日新聞など一部外国人記者にも公開された。国際的に批判の強い中国からの密航に対し、当局の厳しい姿勢を示そうとの狙いとみられる。
判決によると、首謀者は福建省○田出身の陳文樹被告(38)らで、98年6月から00年11月にかけて安徽省、浙江省、遼寧省の水運会社経営者、船員と結託し、人を隠せるよう貨物船の船倉を改造したり、偽の海員身分証をつくったりして出国検査をくぐり抜け、沿海部の各地から38回にわたり計713人の中国人を密航させた。
このうち138人がカナダへ向かったほかはすべて日本が行き先。到着地点は千葉、豊橋、新潟、横浜など多岐にわたった。陳被告ら4人には密航を組織した罪で無期懲役、ほかの38人にも密航者を運んだ罪などで2〜15年の懲役刑が言い渡された。
国内報道によると、00年11月、福建省アモイから千葉に来た密航船を海上保安庁が摘発したのがきっかけになり、中国側で全国規模の捜査が進められた。しかしそれまでに渡航したうち400人以上は日本への密入国に成功している模様だ。1人あたりの渡航費用は17万元(約255万円)だったという。
○はくさかんむりに「 」 (20:41)