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原爆誕生の地として知られ、米国の核兵器研究の中核を担うロスアラモス国立研究所が、公用クレジットカードの不正使用疑惑、多数の備品の盗難、それらの組織的隠蔽(いんぺい)の疑いなど、大規模なスキャンダルに揺れている。研究所を運営するカリフォルニア大は、首脳陣の事実上の更迭を決めた。
米主要メディアの報道では、下着、ゴルフボール、オフロードバイク、スポーツカーなど、研究用とは思えない490万ドル(約5億9000万円)相当の品々が公用カードで購入されていたという。
263台のコンピューターを含む備品、270万ドル(約3億2000万円)相当も行方不明。盗まれたか、備品を装って不正購入された疑いがある。
調査報告書をまとめた担当者2人が、昨年11月末に解雇されたことが発覚。「組織ぐるみで隠蔽しようとしている」と批判が強まっていた。
監督官庁であるエネルギー省のエーブラハム長官は「ロスアラモスは60年にわたり、合衆国の安全保障に重要な役割を果たしてきた。国民の信頼を失うことは許されない」と話した。
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