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投稿 平成14年12月31日00時01分
太田龍の時事寸評
平成十四年(二〇〇二年)十二月三十日(月)
(第四百三十八回)
○「正論」平成十五年二月号、二百九十八頁以下。中川八洋、筑波大学教授
「両性具有への人間改造」ジェンダー・フリー教育の正体。
○この論文は、フェミニズムを、
第一期フェミニズム。J・S・ミルの「女性解放(一八五九年)」に代表される、男女平等思想。
第二期フェミニズム。一九六〇年代に開始された米国のウーマン・リブ運動。
マルクス主義的フェミニズム。
第三期フェミニズム。ジェンダー・フリー。これは、一九八〇年代に、フランスなどで
発生したエネルギー。男性、女性、いずれも無性化して、両性具有人間に改造することを
志向する、
以上、三期に分ける。
○日本では、一九九〇年代に、この第三期フェミニズム、ジェンダー・フリーのイデオロギーが、
国家権力によって国策として採用され、その方式が実施されて居る。
○その結果は、日本民族の抹殺となろう、と言う。
○まるでこれは「魔法」だ。
○中川論文は、現象論的としては良く書かれている。しかし、それだけのこと。
○J・コールマン博士のモノグラフ(論文)「過激派フェミニズムの勃興 − レーニン
からクリントンまで」(一九九九年二月)。
これは、今、必読だろう。(邦訳は、歴史修正研究紙刊。平成十一年六月)
○「ラディカル(過激派)、フェミニズムはロスチャイルド銀行閥によって資金を供給
されたが故に、かくも急速に強大な権力となる事ができた」(邦訳、一頁)、となる。
○全く、その通り。
○中川論文が「第三期フェミニズム」、と名付けるものも、ロスチャイルド銀行閥に
よって資産を供給されたラディカル(過激派)、フェミニズムの系統に含まれる。
○一九九〇年代に、第三期フェミニズム、ジェンダー・フリーの狂気的政策が、日本の
国家権力によって実施された、と言う。
○日本の国家権力エリート階級はまるごと、気が狂ったのか。
それとも、
阿呆な自民党首脳たちが、ラディカル(過激派)、フェミニストによって、手もなく
だまされたのか。
○いや、そんな見方は、お話にならない、表面的な観察であろう。
○にも拘わらず、日本の国家権力エリートたちは
ユダヤイルミナティの「陰謀話」をせせら笑い、
「秘密結社」問題をあざけり笑う。
○フェミニズムが、イルミナティ世界権力権力の陰謀の一環であることを直視する以外に、
日本民族は、フェミニズムの悪魔的呪いから解き放たれることはなり得ない。
(了)