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投稿 平成14年12月26日23時24分
太田龍の時事寸評
平成十四年(二〇〇二年)十二月二十七日(金)
(第四百三十二回)
○ 「EIR アジア速報」二〇〇二年十二月十九日。キャシー・ウォルフェ。
○ ここに、「韓国に於けるIMF。内幕情報」と言ふ重要な記述あり。
○ IMFとの交渉にあたった一人の韓国エコノミストは、「EIR」誌に語った。
◇我々は、銀行と資本市場についての米国式やり方を丸ごと輸入した。
そして今や、わが国の市場は機能していない。
◇ 韓国の経済に米国式の銀行制度を押し付けることは、
キムチとコカコーラを一緒くたにするようなものだ。
◇IMFは、わが国の銀行市場、資本市場、労働市場、すべての市場の自由化を要求した。
それでわが国は、すべてを自由化した。
◇IMFは、利子率を二十パーセントに引き上げるやう、要求した。
我々は、その通りにした。
◇その結果、米国の銀行は、莫大な利潤を得た。そして韓国の企業を、安い値段で買収した。
◇今や、欧米のホットマネーは、韓国の証券市場の三十パーセントを支配して居る。
以下略。
○ 「EIR」誌・アジア速報によれば、IMF(と欧米帝国主義)は、
韓国経済の「ハードランディング」を要求している。
と言ふ。
○ 「ハードランディング」は、この場合ある種の恐慌を起して、韓国経済に対する欧米帝国主義の
支配を更に徹底強化することを意味する。
○ 日本の売国奴国賊マスコミは、もちろん、韓国のこのような惨状について、
ただの一言も日本国民に知らせることはあり得ない。
(了)