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(回答先: あれは米国に対して言ったのです。失礼しました。 投稿者 狂的電磁波 日時 2002 年 12 月 27 日 18:35:55)
さて、ついでですから、2枚目の検証もしてみましょう。
これも同じく疑問に沿って進めます。
>月面上では、地球上よりはるかに大気も(雲も?)少ないはずなのに(公式発表では大気も雲も存在しない)、次のような光景はありうるのでしょうか?
あり得ることを、これから説明します。
>全体として光の強さが弱すぎに感じられます。
>アポロ飛行士が受けている光量と画面全体の光量のつりあいもとれていないようにも感じられます。光源(太陽)は左にあるのに、画面左側は暗すぎます。月面のような環境でなぜこのようになるのでしょうか。
今度は横からの光ではありますが、順光に近い状態での撮影です。この写真は山の麓で撮られていますね。左側も丘になっています。当然、下り斜面は光の当たり方が弱く、暗くなります。そして、右側の登り斜面には光は強く当たります。これが画面内の光の差です。それと、写真の露出の関係で、全体の光は全体的に、実際よりも弱く写ります。
もし、周りの光量に合わせて露出をあわせれば、白い宇宙服で順光下の飛行士は、ただの白いシルエットでしか写りません。
そのため、このフレーミングで撮影を行えば、飛行士を写す為に露出は低く抑えるしかありません。また、この撮影に用いられた日本製の露出計で測光のおかげで、これだけコントラストの強い被写体であるにもかかわらず、かろうじて宇宙服の影の部分も写っています。
>地球上のように濃い大気や雲のある環境でだって、一画面中ここまで明暗に差異があるのは不自然だと思います。次の写真にも同じようなことが言えると思います。
空気のほとんど無い月面だからこそ、地上では考えられないコントラストが存在します。むしろ、これは月面で撮られた事の証拠となるものです。