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http://www.asahi.com/international/update/1227/002.html
鴨緑江のナゾの船
朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の新義州と中国の丹東の間を流れる国境の川・鴨緑江。凍り始めた河口近くの中州に謎の船が係留されている。最近、同地を訪問した旅行者が撮影した。
地元・丹東の住民たちは、「北朝鮮のカジノ船だ」と口をそろえ「中国人や外国人などの観光客が新義州側から、この船に乗船し、船内でカジノを楽しんでいた」「1000ドル持っていないと、乗船出来ないと聞いた」などと話していたという。
しかし、営業は秘密裏に行われていた模様で、詳しい情報はない。ここ1、2年は営業を中止しているといい、船には人の気配がなかった、という。
一方、新義州特別行政区長官に任命された後に、中国公安当局に贈賄容疑などで逮捕された中国系オランダ人実業家楊斌(ヤン・ビン)容疑者は、新義州特区でカジノを経営する権利を北朝鮮側から得ていたという情報がある。
北朝鮮は、平壌の羊角島ホテルやロシア・中国との国境に近い羅津・先鋒経済貿易地帯などにカジノを設置している。 (10:16)
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鴨緑江でカジノ船を運営 [韓国:朝鮮日報]2002/11/29
朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)が新義州(シンイジュ)と中国の遼寧省・丹東の間を流れる鴨緑江(アプロッガン)に、カジノ施設を整えた舟を浮かべ、営業中であることが伝えられた。
この「カジノ船」は、新義州側と丹東側を往復しながら営業しているが、主に新義州側に停泊し、営業をしていると、対北朝鮮消息筋が伝えた。「カジノ船」は非定期的に中国遼寧省の大連とマカオからも就航していると把握されたと、同消息筋は付け加えた。
ドルや円など外貨稼ぎが目的のこのカジノ船は、夕方から朝方まで営業し、昼には新義州ないしは丹東に停泊している。現在、このカジノ船の主な顧客は、丹東などからの中国人や外国人観光客だという。
しかし、北朝鮮がこの船を対外的に宣伝していないため、顧客数はそう多くない模様だ。ある消息筋は「このカジノ船はほとんど知られていないため、1度訪問した利用客の紹介で、顧客を誘致している」とした。
北朝鮮は1997年末、日本を行き来する萬景峰92号(9672トン)と類似な規模の1万トン級の旅客船2隻を造船し、1隻は大同江(テドンガン)の遊覧船として、もう1隻は大連とマカオを行き来するカジノ船として就航させたと、他の消息筋が伝えた。
このカジノ船が新義州と丹東前の鴨緑江で営業を始めた時点は、1〜2年前からと伝えられているが、明らかではない。北朝鮮はこの船が大連やマカオ、丹東地域で営業するため、北朝鮮国籍の朝僑の名義で中国当局の事業許可を得たと伝えられた。
中国は当初、北朝鮮が新義州を経済特区として指定する以前まで、それを反対したが、カジノ船もその理由の一つだったという。即ち、このカジノ船を見た中国は、北朝鮮が新義州を経済特区として開放すると言っておきながら、娯楽や博打の都市に開発しようとしていると判断、中国人たちが新義州で博打に溺れるのではないかと懸念したというのだ。
北朝鮮は鴨緑江の流量が急激に減った今年の夏の間は、このカジノ船を他の場所へと移した。
李教観(イ・ギョグァン)記者
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2002/11/29/20021129000004.html