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(誤字を一部修正して転載)
工作船から回収された携帯の「残りのかけ先」はなぜ「発表」されないか?
警察に発表されたところだけ書く大マスコミの「正体」
まあ、そんなていどのもんやけどなそれやったらえらそうなこという資格ない
http://www.zorro-me.com/2002-12/1220ag.html
キツネ目事件調書 (アサヒ芸能12月19日)
昨年12月、東シナ海沖で巡視船との銃撃戦の末、爆発・沈没し、この11月に引き揚げられた北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)の工作船から携帯電話が回収された。
この携帯、岐阜県内の業者が通信販売で売ったプリペイド式で、携帯電話会社には約20件の通話記録が残っていた。その中には東京や横浜の関東ヤクザ関係者が数件含まれていることが海上保安庁などの捜査で明らかになったのである。新聞報道によれば、海上保安庁は、工作船がジャブ(覚醒剤)の密輸にかかわっていた可能性があるとして捜査を進めているらしい。
さて、読者諸君はこの情報を見でどう考えただろうか。関東ヤクザとはどこか?「不審船」の呼び名は、いつから「北朝鮮の工作船」に変わったのか? 多々あるだろうが、ここからまず考えるべきは、20件のうち、ヤクザ以外の発信先はいったいどこだったのかということである。警察が一部のみを公表しているということは、何らかの意図があると見るべきで、そこにこそ、コトの核心が隠れていると、俺は考える。アウトローの世界では、すでに残りの通話先に関してさまざまな噂が流れている。この中に警察関係者が含まれていたというのだ。
今、入っている情報としては2つ。ーつは〃九州地方の某県警所属の警官"、そしてもう1つが〃中部地方の某県警外事課警官の妻。
後者の警官妻に関しては、かなり信懸性の高い情報だと思われる。この女性が工作員と不倫関係にあり、夫から聞き出した警察情報を漏らしていたらしい。外事課がかかわる情報やから、例えば北朝鮮への送金ルートに関する捜査状況、パチンコ店などに対しての摘発日程などが考えられる。北への送金はもちろん、パチンコなどの遊技場に関しては朝鮮総連との関係が噂される業者も多い。裏ロムでの荒稼ぎなどの疑いがあれば、ノドから手が出るほど欲しい情報だ。俺自身はいずれも信じるに値する情報と思っているが、今のところ、裏は取れていない。まあ、それだけ警察が必死で情報の漏洩を阻止しているということでもあるのだろう。
もっと深読みすれば、ヤクザ関係者、覚醒剤密輸というマスコミが飛びつきそうなネタをあえて流したことも、こちらに国民の関心を集めることで、残りの通話記録について触れられることを回避したとも取れる。不利な情報を隠蔽するための隠れみのや。警察情報はしょせん、マユツバーこの鉄則を忘れてはならない。むろんその発表情報を記事にして飯のタネにしておる集団を「記者クラブ」というのだから大マスコミはいうにはおよばん。
余談だが、日本のアウトローも通信手段にプリペイド携帯を使うことは多い。最も流通量が多いのは「au東海」の端末だ。今回の工作船から回収されたのも、東海エリアの業者からの販売である。東海地方は関東以上に携帯電話業界の競争が熾烈というから、中には怪しい相手にも販売する者も多いのではないか。
さて一方のジャブ密輸に関して言えば、これはほぼ間違いないだろう。かつて「ジャブは西から」というのが定説だった。西とは西日本のヤクザのことであり、その主な供給源は台湾である。ところがここ数年、台湾国内の取締りが急激に厳しくなったため、台湾製ジャブの密輸はめっきり減っていた。ある西日本のヤクザは九州の山奥にシャプの密造工場まで造ろうとしたらしいが、製造過程で発生する異臭があ まりに強烈なので、すぐにバレると考えてあきらめたという話もある。
このスキをついて今、国内に流通するシャブの大半を仕切っているのが東日本のヤクザとされているが、その供給元が北朝鮮である可能性がきわめて高いのである。 現地の製造工場は北朝鮮と中国の国境付近にあるという。ここには複数の化学工場があるのだが、実はそこでシャブを造っているらしいのだ。工場内では党への反逆者などが強制労働させられている、という噂もある。
しかも、この密輸には朝鮮労働党と密接な関係がある日本国内の組織が関与しているらしいとの情報も入っている。先日引き揚げられた工作船は恐らく、取り引きを済ませて北朝鮮に帰還する途中、発見され、沈没したのだろう。
ならばジャブと引き換えに受け取った現金も回収されたはず、と思うかもしれないが、必ずしもそうとはいえない。 麻薬取引もかつては現金決済が基本だったが、最近はマネーロンダリングの問題から中間に金融機関(地下銀行や)をかませるケースが増えている。むろん、その分コストはかかるが、安全性を考えれば決して高くはない。
何しろジャブの日本国内での末端価格はグラム1万〜1万5000円。これに対し製造原価は10〜15円とも言われている。ユニクロなど足もとにも及ばない高収益ビジネスである。確実にカネを自国内に持ち込むためには多少の雑費などいとわないわけだし、この儲けの大きさを考えれば、経済危機に瀕している朝鮮労働党が外貨獲得のために密売を仕切ったとしても、何ら不思議はない。
評論家の中には、国家が麻薬密売にかかわるなどけしからん、という意見もあるが、歴史的に見れば国家が麻薬を扱うのは何ら特別なことではない。アヘン戦争など、ズバリ麻薬の売買を巡る国家間戦争ではないか。今では先進資本主義国家の元祖のように偉そうにしているイギリスにも、かつては麻薬が大切なシノギだった時代もあるわけだ。
そこまでさかのぼらなくても、アメリカでブッシュ大統領の名代として世界を飛びっているアーミテージ国務副長官などもいい例や。ベトナム戦争時に米軍兵士が大量 に消費したドラッグ、その原産地であるゴールデントライア一ングルで元締めとして暗躍したという説もあるのだ。今や-正義の伝道者でな顔をしているが、裏側には闇があるで。ブッシュに「悪の枢軸」と名指しされた北朝鮮が麻薬で儲けようと考えるのはむしろ当然の成り行きである。 まあ、決してほめられることではないのだが、そのことだけをとらえて北朝鮮を批判するのならば、それこそ木を見て森を見ず。ワイドショー的に底の浅い意見や。