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(回答先: 2004年以降の新札すべてに超小型ICチップが入る模様。 投稿者 反ユビキタス 日時 2002 年 12 月 23 日 20:11:20)
>人工衛星(たとえば宇宙開発事業団の人工衛星H2A)から紙弊の所在を
>すべて把握できる方向に持っていくだろう、という。
日立のミューチップ開発関係者によれば、「あまり感度が高いと他人が持っている紙幣がわかってしまうため、スキャナー(^^;;)感度を確か30cmくらいに抑えるのがよいのでは、」
という新聞記事だったと思います。ただし、それがユーザーサイドからの要求だとは限りませんが。
技術的、物理的な理由により、衛星から常時すべてを把握できる可能性は、ないでしょう。
意図的に何か恐怖心を与えたくて、そんなおかしな事を言っているのかな?しかし携帯電話のクレジットカード化になると、話は若干違ってくるでしょう。
なお、先日日経に載った坂村氏の「ユビキタス論」記事(経済教室)によれば、
ID化された「ユビキタス」データを国境なしにグローバルに一元把握できてしまうと、個人の購買活動や家電などの動作状況を洗いざらい他者に知られてプライバシーセキュリティをないがしろにされてしまう。だからそんなインターネット的概念というよりは、空間的に有限な情報管理(semi-closed-systemかな?)を個人レベルで可能とすべきである――
のような主張だったと思います。(紙幣のID化には特に触れられていなかったと思います。いつのまにか国際協定だと??)
そういう意味で、坂村氏は現在の米国主導のIDチップ地球管理システム規格化策略に対しては、批判的でした。
小生としては、ネット上でのIDアドレスを一旦ディレクトリーを経て階層化すれば、IPv6にする必要は特にないような気もしますがね。
ただ、あちこちの「個人情報屋」関係のサイトを覗くと、その多くが、
「国は個人情報の流通に一切の制限を設けるな、自由にやらせろゴルァ」
でしたので、今のうちから個人情報を自己管理する権利の確保の点で、よほどしっかり賢く抜け目なく国に認めさせなければ、日本国民も間違いなく情報奴隷になる運命でしかありません。
しかも、IDチップの恐怖だけではなかろう。
経済破綻した国の主権や国民資産を身ぐるみ奪われたあげく、特高警察化した洗脳衆愚法廷や行政やプライバシー筒抜け投票やあらゆる「公共」とのしがらみで、がんじがらめに蛇に巻き付かれた動物国民にされられるでしょう。狡猾な情報企業や洗脳「有識者」の指図を受けるロボット議員には、何も分からないのだから。
ネットに書けそうな事といったら、このくらいに。