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(回答先: 冤罪事件:自白テープに埋もれた真実 [ニューズウイーク日本版12・18] 投稿者 あっしら 日時 2002 年 12 月 17 日 16:48:51)
89年にニューヨークのセントラルパークでジョギング中の女性が強姦(ごうかん)され重傷を負った事件で、州最高裁は19日、有罪判決を受けた5人の少年(当時)が無罪だったと認めた。DNA検査で「真犯人」と名乗り出た連続レイプ犯(服役中)の犯行が確認され、検察側が今月初めに起訴の取り下げを求めていた。最高裁の判断は来年2月に予定されていたが、これを早めて取り下げに応じた。
被害者は白人女性で、当時14〜16歳だった少年たちは「ハーレムからやってきたアフリカ系」だったため、今年1月に真犯人が名乗り出てからは事件は人種差別が根底にある冤罪として注目を浴びてきた。少年たちは自白ビデオが主な根拠となって有罪と判断されており、なぜこうした自白に導かれたのかが、もう一つの焦点となっている。
少年たちは夜、仲間と一緒に公園内を徘徊(はいかい)し、自転車に乗った人やホームレスなどを襲っており、同時刻に起きた強姦事件でも「犯人」とされた。被害者は事件当時の記憶をなくしている。少年たちは7〜12年の刑期を終えている。
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