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投稿 平成14年12月18日23時49分
太田龍の時事寸評
平成十四年(二〇〇二年)十二月十九日(木)
(第四百二十三回)
○「スペクトラム」二〇〇三年一月号。二四頁以下。
ここに、レン・ホロビッツ博士の、
「国土安全保障法は、『殺しのライセンス(免許証)』である」、と言う、長文の記事あり。
○「米国国土安全保障法」にもとずいて、「米国国土安全保障省」が設立された。
○それは、「殺しのライセンス(免許証)」である、と言う。
○もちろん、一億二千万人こぞって白痴。痴呆。
ユダヤイルミナティ世界権力の家畜人間たることに、完璧に満足して居る、今日の日本人には、
そんな話は耳にも入らない。
○米国国土安全保障省とは、
米国民を敵とする、米国国家機関である。それ以外の何者でもない。
○それは、日本人には無関係か。
○否。
そんなことはあり得ない。
○米国国土安全保障省が、日本民族をも標的とすること、疑う余地はない。
○それにしても、我が日本民族同胞の、底抜けの白痴ぶりよ。
○「スペクトラム」二〇〇三年一月号は、
ウイリアム・サファイヤの、ニューヨーク・タイムズ、二〇〇二年十二月十四日号に掲載された小論(「あなたは被疑者である(You Are Suspect)」)を掲載紹介して居る。
○「ウイリアム・サファイヤ」。
この人は、米国のもっとも著名ないわゆる「リベラル」な、ジャーナリスト、コラムニストの一人。
○サファイヤは、
もしも、米国国土安全保障法が、無修正で米議会を通過するようなことがあれば、すべての米国民が、米国の国家によって監視される被疑者、潜在的犯罪者、と見なされることに成ろう、
と警告したと言う。
○更に「スペクトラム」誌一月号は、ゴア・ビダル(Gore Vidal)の「敵は(米国)国内に在り」、との、やや長い論文も(二〇〇二年十月二十七日付)掲載した。
○ゴア・ビダル。
この人は、米国のいわゆる左翼の代表的な著述家、思想家、理論家として、きわめて有名だ。
○ビダルの主張の論旨は、文字通り、米国の敵は米国
の国内に在り。
と言う。
○その米国内の米国民の敵とは、
まさしく、
ブッシュ米大統領とその一味、以外の何ものでもない。
○米国は、きわめて、急速に、刻々と、警察国家と化しつつある。
そしてその先には、収容所国家。
○米国のこの成り行きはただちに、日本に波及させられる。
(了)
[出典]
Spectram
Wisdom Books and Press
PO Box 1567
TEHACHAPI,CA 93581 USA