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2002.12.18
Web posted at: 00:54 JST
- AP
ケンタッキー州フランクフォート(AP) ケンタッキー州のパットン知事は16日の記者会見で、刑務所など矯正施設を管轄する州矯正局の予算が逼迫(ひっぱく)しているため、新たに567人の重罪服役囚を釈放する方針を明らかにした。
同知事は、過去に同様の措置を行った際、社会に若干の危険要因が増えたことや、強い反対が起きたことを認めつつ、「赤字600万ドル(7億円)を出している矯正局など州政府の財政を立て直すために必要な措置だ」などと述べた。
バーバラ・ジョーンズ州司法副長官は「刑期が短く、暴力犯罪に関わってはいない服役囚が選ばれている」と話しているが、釈放後に服役囚の3分の1が別の犯罪を犯して刑務所に戻ってくるとみている。
州政府は、増え続ける服役囚のため、毎日1人当たり28ドル76セント(3464円)を支出。知事によると、コスト削減のために州政府は民間刑務所との間で契約交渉を続けているという。
重罪服役囚の釈放は18日から順次行われる。