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【ジュネーブ26日共同】国連児童基金(ユニセフ)は26日、先進国の15歳の生徒を対象に「基礎学力の水準に達しているかどうか」の試験を実施した調査報告を発表した。基礎学力に達していない生徒の比率が最も低かったのは韓国で1・4%。日本は2・2%で2位に入った。
報告によると、調査は日米韓などの先進24カ国で、国語、数学、理科の3科目について計5種類の試験を実施。学力が国際的な基礎水準を満たしていない生徒の率を調べた。日韓など4カ国が5%以下だったのに対し、23・6%のポルトガルなど計3カ国で20%を上回った。
開きが大きかったのは数学で、基礎学力に達していないと判定された生徒は韓国が9%、日本も11%にとどまったが、ポルトガルでは58%、ギリシャで48%に上った。